「中国の不動産バブル崩壊が幕を開けた。それは貨幣的な現象に留まらず、金融、行政、政治システムへと飛び火し、やがては共産党統治体制をひっくり返す要因にもなり得る」???
しかし、このような中国危機説、何度も何度もいろんな人が解説。しかし、中国経済は拡大こそそのスピードが鈍ったが、日本経済を超える成長率を維持している。
中国危機説をマスコミ等で解説した中国通、日本でこそそれで収入が確保できる???
* 中国不動産バブル (文春新書・柯隆 (著))
【不動産から見える中国社会の歪み】
●主要大都市の不動産価格が大きく下落
●開発途上の不動産プロジェクトが次々とゴーストタウンに
●中国政府が不動産開発を熱心に進めた理由
●共産党幹部とデベロッパーが熱中したマネーゲーム
●別荘にプライベートジェット……賄賂を使って贅沢三昧
●地方政府が財政危機に陥れば、年金難民が発生する
●海外へと脱出する中国人が急増
●賃貸市場を敬遠し、マイホームを重視
●「見栄を張る」ことをやめられない中国人
●統制か自由化か、岐路に立つ習近平政権
【目次】
はじめに 不動産バブル崩壊の幕開け
第1章 中国の不動産で何が起きているのか
第2章 土地の公有制と戸籍管理制度
第3章 地方政府と都市再開発
第4章 「失われた30年」への道
第5章 絶望する若者たち
第6章 貯蓄・消費・投資の特殊性
第7章 マネーゲームと金融危機
第8章 イデオロギーの呪縛
第9章 コロナ禍が遺したもの
第10章 習近平政権の正念場
終章 チャイナ・リスクに備えよ
<このままでは共産党の統治体制も危うい…不動産バブルが崩壊した中国を待ち構える金融危機の深刻さ・年金ファンドの資金が枯渇する可能性>
中国では3年前に不動産バブルが崩壊し、これまで急成長を遂げてきた経済が停滞している。経済アナリストの柯隆さんは「住宅ローンやデベロッパーの借金の返済が滞り、銀行には不良債権が発生しつつある。立派な市役所などを建てた地方政府も財政危機になり、その結果、年金も払えなくなるかもしれない」という――。・・・2024/05/24・PRESIDENT Online・柯 隆・経済アナリスト・https://president.jp/articles/-/81738