<日経社説:「公務員も年功脱する処遇に」>
「国家公務員の人材確保を考える人事院の人事行政諮問会議が中間報告をまとめた。公務の世界も民間と同様に人的資本の価値を高めることが重要とし、年功序列を脱して能力や業績に応じた処遇を徹底すべきだとした。もっともな提言であり、人事制度の抜本的な改革を急いでほしい。」
理想論、果たしてこれが実現するのは,来世紀???
<日経社説:「公務員も年功脱する処遇に」>・5月16日
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK164MC0W4A510C2000000/
<国家公務員「ジョブ型」拡大を 人材確保へ有識者会議>
国家公務員の人事制度を協議する人事院の「人事行政諮問会議」は9日、中間報告を川本裕子総裁に手渡した。人材確保のため職務内容で報酬を定める「ジョブ型」を拡大する案を提起した。年功序列型の硬直的な制度を改め、専門能力を持つ民間人材の中途採用などを進めやすくする。
職務内容で報酬を定める制度は現在、任期付きの民間人材の登用などに限って採用できる。今回の中間報告は無期雇用を含めて様々な分野に順次広げる方向性を打ち出した。まずは人材獲得の必要性が高い分野などで導入することが念頭にある。
今回の改革案には外部人材の登用や若手の離職防止という狙いがある。報告は若年層に訴求する改革の必要性を指摘し「市場価値に見合った競争力のある適切な報酬額にすることも重要」と訴えた。・・2024年5月9日
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA0860W0Y4A500C2000000/