日本人、広島、長崎の経験とリベラル派は必ず主張する。しかし、広島、長崎で核爆発を経験した人は、当時の日本人の何パーセント。そして戦後80年、戦争の経験者は極めて少なくなってしまった。
映画『オッペンハイマー』、正直、今の若者にはほとんど興味がないのでは???
なお、核の威嚇で西側の戦争介入を阻止するプーチン、しかし、西側諸国、この脅しを乗り越えねば、世界の平和は訪れない、誰がそれをいつ乗り越える決断ができるのか???
<『オッペンハイマー』を観て考えた、広島・長崎の経験は「後世の核使用の抑止になった」と肯定的にとらえられるか・核の威嚇で西側の戦争介入を阻止するプーチン、その間にウクライナは「なぶり殺し」状態に>
2024.4.2・(国際ジャーナリスト・木村正人)
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/80262
<映画「オッペンハイマー」の意図>
「オッペンハイマーと『原爆スパイ』」と題した拙稿を書いた手前、ようやく封切られた「オッペンハイマー」(以下「映画」)を、拙稿を読んでくれた友人と鑑賞した。観終わった彼の弁は、「最初の1時間余りは何が何だか判らなくて眠りそうだった。後半は、眠くなることはなかったが理解したとは言い難い」。・・・2024.04.02・高橋 克己
https://agora-web.jp/archives/240401032406.html
* ロバート・オッペンハイマー ――愚者としての科学者 (ちくま学芸文庫・藤永茂 (著))
理論物理学者のロバート・オッペンハイマーは、ロス・アラモス研究所初代所長としてマンハッタン計画を主導し、広島、長崎に災厄をもたらした原子爆弾を生み出した。その結果、「原爆の父」と呼ばれるようになるが、彼自身は名声の陰で原爆のもたらした被害、さらに強力な兵器「水爆」の誕生につながる可能性があることに罪の意識を抱き、その開発に反対の意思を表明していた。本書は、これまでに数多く書かれたオッペンハイマー伝をつぶさに再検討し、その多くに異を唱える。豊富な史料をもとに、彼の足跡を丹念に辿り、政治に翻弄され、欺かれた科学者の実像に迫る。
<【研究者の書評】 藤永茂「ロバート・オッペンハイマー 愚者としての科学者」>
映画「オッペンハイマー」日本公開!事前に読んでおくと、映画に10倍没頭できる!?
2024.04.06・野北 和宏
https://agora-web.jp/archives/240405011545.html