共同通信が2021年3~4月に行った世論調査では、女性・女系天皇を容認する声は実に80%以上にのぼっている。にもかかわらず、誰がそれをかたくなに阻んでいるのか……?
<なぜ自民党と新聞は「愛子天皇」をタブー視するのか…「国民の声」がスルーされ続ける本当の理由・問われているのは「安定的な皇位継承の確保」>
安定的な皇位継承をめぐり、与野党で議論が進められている。神戸学院大学の鈴木洋仁准教授は「将来の天皇として、国民からは天皇皇后両陛下の長女・愛子さまに期待する声がある。他方で、国会議員や大手マスコミは、『愛子天皇』について議論することをかたくなに『タブー視』しているのではないか」という――。
2024/03/27・PRESIDENT Online・鈴木 洋仁・神戸学院大学現代社会学部 准教授
https://president.jp/articles/-/80004
* ゴーマニズム宣言SPECIAL 愛子天皇論(小林 よしのり (著))
近年、皇族数の減少が続いている。象徴天皇制は国民の間で広く定着しているが、この問題を放置すれば皇室制度の存続そのものが危ぶまれる事態になりかねない。それにもかかわらず、安定的な皇位継承策を巡る議論は一向に進んでいないのが実状だ。・・・