<毎日社説:「全・元韓国大統領死去 癒えない民主化弾圧の傷」>
「41年を経ても人々の記憶は生々しい」、毎日新聞社どのような取材をして、このような社説。
記憶は風化する、いまさら何をとも言える。
朴正熙(パクチョンヒ)大統領、韓国経済の現在の基礎を作った、毎日新聞社、功罪を正しく社説に。いずれにせよ、他国のこと、日本の新聞社があれこれ口を挟むこと、何の意味もない。
<毎日社説:「全・元韓国大統領死去 癒えない民主化弾圧の傷」>
韓国の全斗煥(チョンドゥファン)元大統領が90歳で死去した。経済を飛躍的に成長させた一方で、民主化運動に対する激しい弾圧で社会に大きな傷を負わせた。
18年あまりにわたって独裁者として君臨した朴正熙(パクチョンヒ)大統領が1979年に暗殺された直後、クーデターで実権を握った。・・・
退任後に光州事件の首謀者として訴追されて無期懲役刑が確定した。後に「国民和解」のためとして赦免されたものの、事件の全容はいまだに解明されていない。誰が市民への発砲命令を出したのかは分かっておらず、行方不明とされたままの人も多い。
にもかかわらず武力鎮圧の最高責任者だった全氏は謝罪や後悔を口にせず、真相解明へ向けて協力しようとする姿勢を最期まで見せなかった。
非道な弾圧は多くの市民の眼前で展開された。41年を経ても人々の記憶は生々しい。その傷は、今も癒えていない。 2021/11/25
https://mainichi.jp/articles/20211125/ddm/005/070/072000c