<学生ローンの返済免除認めず 米最高裁、政権に打撃>
「保守派判事6人が返済免除措置を違法とし、リベラル派判事3人が判断に反対した。ロバーツ長官による多数派意見は「教育省が一方的に米経済を大きく変える措置を取る前に、議会が明確に意志を表明する必要がある」とし、議会の承認を受けない大規模な返済免除措置は政権の権限を逸脱していると断じた。」
それにしても判事の政治的信条がここまで反映するとは???
ただ私はこの判決は保守派判事の行き過ぎとは考えない、やはり議会の承認を受けないで、大統領が何でも財政支出可能、そんな大統領権限の拡大は適切ではなかろう。
<学生ローンの返済免除認めず 米最高裁、政権に打撃>
【ワシントン=芦塚智子】米連邦最高裁は30日、バイデン政権による学生ローン返済の一部免除措置を認めない判断を下した。約4300万人とされる対象者だけでなく、返済免除を公約に掲げてきたバイデン大統領の再選戦略にも影響を与える。
保守派判事6人が「違法」判断・・・・7月1日
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN30DMI0Q3A630C2000000/