* ジェネリック医薬品の不都合な真実 世界的ムーブメントが引き起こした功罪(Katherine Eban (著), 丹澤 和比古 (翻訳), 寺町 朋子 (翻訳))
ハエが飛び交う製造現場、試験データの捏造・隠蔽…不正を行う海外企業の「嘘」に翻弄される医薬品業界の現実を暴いた衝撃のノンフィクション!
ジェネリック医薬品の登場は、公衆衛生上の大きなイノベーションといわれており、必要な薬を手に入れられなかった貧しい人々を救うとともに、医療費増大に悩む国々の希望の光となっています。
しかし、それは、政府の医薬品審査機関の厳格な管理・監督のもとジェネリック医薬品メーカーが高い倫理観をもって「先発医薬品と変わらない薬効・安全性の薬を製造しているはずだ」という「信頼」を前提とした話です。
<ジェネリック危機>
急拡大してきたジェネリック医薬品が不足し、患者に行き渡らない事態が起きています。そして影響は他の医薬品にも及んでいます。不足の背景を探ると、ジェネリック業界をめぐる構造的な問題に行き当たりました。
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