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中国貿易で人民元決済を採用する国が続々 水面下で進む「人民元の国際化」

* 未完の人民元改革: 国際通貨への道(関 志雄 (著))
第一線で活躍しているエコノミストである著者が、長年にわたり経済理論を駆使して行ってきた人民元に関する研究の成果を体系的にまとめた一冊。「人民元レートの決定要因」、「変動相場制への移行」、「米中通貨摩擦」、「チャイナマネー」、「人民元の国際化」、「デジタル通貨」など、研究者だけでなく、政策当局者や投資家にとっても関心の高いテーマを網羅。

<中国貿易で人民元決済を採用する国が続々 水面下で進む「人民元の国際化」が米中の利害対立を激化させる>
 貿易総額では世界最大の中国だが、まだ人民元の国際的地位は低いように見える。SWIFT(国際銀行間通信協会)によると、3月の世界の貿易決済における人民元のシェアは2.26%に過ぎない。ドルは41.74%、ユーロは32.64%、円は4.78%で、人民元は第5位に甘んじている。
 人民元を国際通貨という観点から見れば、依然としてドルに遠く及ばないのが現状だが、その最大の要因は金融資本取引を自由化していないからであろう。
アルゼンチンのマサ経済相は、中国からの輸入商品の支払いについてドル建て決済を停止し、人民元建て決済を行うと発表(AFP=時事)・・2023.05.03・マネーポストWEB
https://www.moneypost.jp/1020035
 
<対中貿易「ドル放棄」国が増加、夢物語と笑えなくなってきた人民元国際化・人民元決済の拡大が加速、中国が目論む米ドル機軸体制の打破>・2023.5.4・福島 香織
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/75053
 
<中国の「脱アメリカドル化」戦略が加速中…! フランス・ブラジルの対中貿易「人民元決済化」が意味すること>
「自国通貨での貿易を強化していく」とは
先週4月14日、中国を訪れていたブラジルのルイス・ルーラ大統領が、習近平主席と会談。同日発表された共同声明は、全49項目にわたって全面的な両国の協力関係が謳われていた。・・・2023.04.18・近藤 大介『週刊現代』特別編集委員
https://gendai.media/articles/-/109124

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