<中国の軍民融合戦略の構造と日本への影響:経済安全保障と技術覇権競争の視点から>
中国、共産党一党主義、そして軍民融合戦略。
果たして日本の民主主義はそれに対抗できるのか???
民主主義は大事です。しかし、それも国が存続すればこそ。
国防、やはり民主主義国でも官民の協力が必要です。自衛隊を否定するリベラル派も少なからず、それでは日本は中国の属国となってしまいます。
<中国の軍民融合戦略の構造と日本への影響:経済安全保障と技術覇権競争の視点から>
21世紀の国際安全保障環境において、科学技術の優位性は国家の経済力のみならず、軍事力や国際政治上の影響力を決定する重要な要素となっている。特に中国は、人工知能(AI)、半導体、量子技術、宇宙開発、先端材料などの戦略的重要技術を国家主導で育成し、経済発展と軍事力強化を一体的に推進している。その中核をなすのが「軍民融合戦略(Military-Civil Fusion:MCF)」である。
軍民融合とは、民間の科学技術、産業基盤、人材、資本、情報などを軍事分野に活用するとともに、軍事技術の民生転用を促進し、国家全体の総合力を高める政策である。中国の軍民融合は、単なる軍事技術と民生技術の相互利用にとどまらない。中国共産党の指導の下、国家、軍、大学、研究機関、国有企業、民間企業を連携させ、経済建設と国防建設を一体化する国家戦略として位置付けられている。
この戦略は、日本の経済安全保障、先端技術の研究開発、産業競争力、防衛安全保障に重大な影響を及ぼす。
本稿では、中国の軍民融合戦略の構造と実施手段を分析し、日本が直面する課題と対応の方向性を考察する。。。。日本戦略研究フォーラム(JFSS)・2026.10.15 ・政策提言委員・金沢工業大学特任教授 藤谷 昌敏・https://agora-web.jp/archives/261014013310.html