<勢力伸ばすドイツ極右AfDの「統治力」を日本も見届けよ>
果たしてAfDは地方議会で大躍進。
問題はやはり「統治力」。日本の旧民主党はこれで大失敗、政治の現実、まさに正念場を迎えることになる。
<勢力伸ばすドイツ極右AfDの「統治力」を日本も見届けよ>
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移民、治安、SNS、旧東独圏特有の政治不信など理由はいくつもある。しかしその根底にあるのは「既存政党に任せていても、どうも生活も国も良くならない」という疲労感だろう。ザクセン・アンハルトでは、自分の暮らし向きに比べ、州全体の経済への評価が厳しい。経済はコロナ禍以降の長い不調から抜け切れず、化学産業など基幹産業も揺れている。
CDUや社会民主党(SPD)は何年もこの状況に直面しながら、状況を改善させた実感がない。そうなると「AfDが好きだから」だけでなく「ほかの党が絶対的に駄目だから」という消極的支持も生まれる。だが問題はここからだ。
AfDは「現状批判」の経験は豊富だが、実際に州政府を運営した経験はない。つまり「政権ノウハウ」はほぼない。そのため仮に州政権を握れば、2つの展開が考えられる。1つは、いざ役所を動かそうとすると法律や予算、連邦制度、行政実務という壁にぶつかり、ほとんど動けないパターン。
もう1つは逆に、支持者の期待に応えようと強引に政策を進め、社会の混乱と分断を深めるパターンだ。実際、AfDは「100日プラン」で、移民強制送還の拡大、難民申請者への労働義務、公共放送制度からの離脱、学校での虹色旗禁止などを掲げている。なるほど、政治的メッセージとしては非常に分かりやすい。問題は、それで州の経済が強くなるのか、である。・・・2026年09月17日・マライ・メントライン (翻訳家、通訳、エッセイスト)・https://www.newsweekjapan.jp/articles/-/333927
<ドイツMV州議会選で「極右政党」AfDが第1党に>・2026.09.21 ・長谷川 良・https://agora-web.jp/archives/260920212118.html