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「国際政治学者」とは何者なのか

<「国際政治学者」とは何者なのか>
 
* 高坂正堯―戦後日本と現実主義 (中公新書・服部 龍二 (著))
日本における国際政治学の最大の巨人・高坂正堯(1934~96)。中立志向の理想主義が世を覆う60年代初頭、28歳で論壇デビューした高坂は、日米安保体制を容認、勢力均衡という現実主義から日本のあり方を説く。その後の国際政治の動向は彼の主張を裏付け、確固たる地位を築いた。本書は、高坂の主著、歴代首相のブレーンとしての活動を中心に生涯を辿り、戦後日本の知的潮流、政治とアカデミズムとの関係を明らかにする。

<「国際政治学者」とは何者なのか>
服部龍二『高坂正堯―戦後日本と現実主義―』中央公論新社、2019年を読了しました。
本書は、「国際政治」学界における知の巨人であり、論壇で「現実主義者」として活躍された故高坂氏を学問的業績はもちろんのこと、政策提言や時事評論、さらには人柄まで踏み込んで、その全体像を描き出した力作だと思います。新書ながら、400ページ近いボリュームがあり、読みごたえがあります。
この図書については、高坂氏のお弟子さんである戸部良一氏が、素晴らしい読書エッセー「恩師の評伝 『高坂正堯』を読む」を書いておられるので、関心のある方は、こちらもお読みになるとよいでしょう。・・・2026.04.13・野口 和彦・https://agora-web.jp/archives/260410204429.html

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