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2025年の超大国、中国がその強みを証明

<2025年の超大国、中国がその強みを証明し、トランプがアシストした1年>
少なからずの日本の中国専門家が習近平の危機、あるいは中国の危機と最近の中国経済の停滞を危惧している。果たしてそれは正しい意見なのであろうか。
経済大国中国、経済は停滞というのであるが、日本に比較してはるかに高い成長率を維持しているのだが。

<2025年の超大国、中国がその強みを証明し、トランプがアシストした1年>
目次
製造業における中国の支配的地位は不動
トランプ大統領の政策はことごとく裏目に
超大国の行方
理屈の上では米国になお強みがあるが・・・
変化への異なるアプローチが必要
・・・・・・
習近平にとっては良い1年だった。
 2025年を代表する有力者は米国のドナルド・トランプ大統領だった。大量の大統領令を用意し、次から次へと標的を変えて攻撃を繰り出した。
 イーロン・マスク氏の力を借りて連邦政府の官僚組織解体を試みた。「解放の日」には世界貿易のルールを書き換えた。世界のあちこちで平和を強要し、従わなければ戦争だと脅しをかけた。
 しかし、そうした取り組みから最も利益を得たのは中国の習近平国家主席だった。
 中国は今年、関税を使って中国に恭順の意を表明させようとするトランプ氏の試みに抗った。そして形勢を逆転させ、実際には米国の方が習氏の政策に依存していることを暴露してみせた。・・・・2025.12.22((英エコノミスト誌 2025年12月20日・27合併号)・https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/92379
 
<習近平に憧れるトランプ、強権者の覇権争いでリードする習近平、3人の指導者に共通していること>
 2025年12月1日付フィナンシャル・タイムズで、ギデオン・ラックマンが、トランプと習近平、プーチンの覇権争いにつき、習近平がトランプやプーチンに比し優位な立場を維持して本年が終わろうとしていると述べている。・・・2025年12月23日・岡崎研究所・https://wedge.ismedia.jp/articles/-/39917

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