なぜウクライナ戦争は終わりそうにないのか???
もう誰もプーチンを止めることはできない???
トランプ大統領、いつまで執着する、ウクライナ和平交渉、プーチンにいくら譲歩しても無駄です。プーチンの最終目標、しっかり認識してください。
<なぜウクライナ戦争は終わりそうにないのか…「絶対に引かない」プーチンとヒトラーの”最悪すぎる”共通点・無名の政治家が「ロシア皇帝」になれたワケ>
2025/10/21・PRESIDENT Online・小泉 悠・東京大学先端科学技術研究センター准教授・黒井 文太郎・軍事ジャーナリスト・https://president.jp/articles/-/103406
<もう誰もプーチンを止めることはできない…ロシアが領土をいくら獲得してもウクライナ戦争が終わらないワケ>
だからロシアの民族主義者はこの戦争を「内戦」と呼ぶ
ロシアとウクライナの戦争はいつ終わるのか。東京大学先端科学技術研究センター准教授の小泉悠さんは「領土問題が片付いたら休戦できるというのは誤解。現実には、どちらかが弓折れ矢尽きるまで戦闘が続く」という。『国際情勢を読み解く技術』(宝島社)より、軍事ジャーナリストの黒井文太郎さんとの対談を紹介する――。(第2回)・2025/10/22・PRESIDENT Online・小泉 悠・東京大学先端科学技術研究センター准教授・黒井 文太郎・軍事ジャーナリスト・https://president.jp/articles/-/103408
* 国際情勢を読み解く技術(小泉 悠 (著), 黒井 文太郎 (著))
■トランプ政権はプーチンが拡散する“陰謀論”に汚染されている!
第2期トランプ政権の誕生で、世界の安全保障環境は激変した。トランプは“Yes Man”だらけの側近に囲まれ、陰謀論者が拡散する“フェイク情報”を鵜呑みにしながら米国政府を動かしている。トランプに影響を与える“陰謀論”“フェイク情報”の源流・発信源を辿ると、プーチンのロシアに行き着く。
移民(外国人)やリベラル派への弾圧、米国ファーストという名の“新モンロー主義”……米国が自ら国力低下の道を突き進む姿に、プーチンも習近平もきっとほくそえんでいることだろう。
そして事は米国だけの話に限らない。分断の潮流は、欧州で極右勢力の台頭を招いてきたし、その余波はフェイク情報をまき散らす新興政党の躍進で遂に日本にも……まさに“西側”は冷戦期以降の崩壊危機に瀕しているのだ。
トランプ人脈のプロファイリング、ロシア・ウクライナ戦争の知られざる戦況、習近平・台湾侵攻の可能性、北朝鮮「核ミサイル」の今後、中東情勢、そして日本“分断”の脅威……フェイク情報、ナラティヴ(物語)が情報空間を汚染し、個々の認知・認識を容易に歪める時代にあって、どのように正しい情報・ファクトを見極めればよいのか?
本書では、近年の紛争・戦争・国際政治の背景解読を軸に、ロシアの軍事・安全保障専家・小泉悠(東京大学先端科学技術研究センター准教授)とインテリジェンス・軍事ジャーナリストの黒井文太郎が、混迷の時代の情報収集・分析の手法について、対話形式で緊急解説する。フェイクの時代を生き抜く国際ニュースの情報分析術。陰謀論の時代、認知戦の時代をサバイブするための新しい情報学講座。