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中国の脅迫に日本が繰り出すべき最強対策

<中国総領事「汚い首を躊躇なく切り落とす」発言は出世競争の一環…中国の脅迫に日本が繰り出すべき最強対策4・カナダ、豪州も食らったベタな「チャイナ・マジック」>
マスコミや野党は騒ぎすぎないように。
まさに、「「中国の戦狼外交には日本だけではなく、カナダやオーストラリアなど世界各国が頻繁に直面している。」
日本は冷静に慌てることなく、中国に対抗を。

<中国総領事「汚い首を躊躇なく切り落とす」発言は出世競争の一環…中国の脅迫に日本が繰り出すべき最強対策4・カナダ、豪州も食らったベタな「チャイナ・マジック」>
「その汚い首を一瞬の躊躇もなく切り落とす」。中国の大阪総領事・薛剣氏の投稿が波紋を呼んでいる。ICU教授のスティーブン・ナギさんは「中国の戦狼外交には日本だけではなく、カナダやオーストラリアなど世界各国が頻繁に直面している。日本はこの非礼な外交にとるべき4つの対策がある」という――。・・・・
では、高市首相はどう対応すべきか?
第一に、日本は民主主義のパートナーと協力して、中国の飴と鞭に抵抗しなければならない。中国の外交官がレッドラインを越えた場合、他国と協力し迅速に対応しなければいけないだろう。まず、外交的な抗議をし、問題のある外交官のビザ制限をする。
第二に、日本は中国の外交的攻撃のパターンを文書化し、公表するべきだ。暴力的な脅しか、人種差別、経済的威圧からご機嫌取り的な飴玉攻撃まで、データベースを作るべきだろう。パターンを特定し、将来の戦術を予測し、国連の総合会議などを通して国際的に公表する。
第三に、日本は中国の印象操作戦争と経済的誘惑に対する国内のレジリエンスを強化すべきだ。これは、メディアリテラシープログラムへの投資、中国の主張をファクトチェックできるジャーナリズムの支援、中国政策に関する国会の議論をさす。
第四に、高市首相は北京の飴と鞭戦略を考慮したデジタル時代の外交規範を擁護すべきだ。日本はG7、クアッドなどを通じてこれらの基準を確立すべきだろう。
今回の薛総領事との事件は、高市首相の発言のせいで起きた、偶発で単発の事件では決してない。だからこそ、高市首相は国会で台湾についての「発言を撤回する意図はない」と述べた。これは国際的に見ても正しいアプローチだ。
中国との平和の道は、宥和でも挑発でもなく、北京の飴と鞭に耐えられる多国間連帯に裏打ちされた、ブレない外交姿勢を貫くことが肝要である。戦狼外交に立ち向かい、「チャイナ・マジック」に抵抗することは、野党や一部の識者が騒ぎ立てるような軍国主義や歴史修正主義ではない。高市首相は、迅速にオーストラリアやカナダと連携し、次の「鞭」に備えるべきだろう。
2025/11/14・PRESIDENT Online・スティーブン・R・ナギ・国際基督教大学 政治学・国際関係学教授・https://president.jp/articles/-/104965?page=1

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