<日銀は利上げをすべきか?インフレや円安に金融政策で対応できるのか>
日銀は利上げをすべきです。もちろん、金融政策だけでインフレや円安にすべてが対応できるわけではない。
原田教授も「物価が基調として2%を超えるまで待って金利を上げるので十分だ。」と主張している。
物価は、すでに長期間2%以上が継続している。基調として2%目標は達成しているのである。
問題は、政府の「円安促進」政策のちぐはぐだ、極めて多額な補正予算が計画されている。
株価もバブルの様相を示している。
繰り返します、日銀は金利を引き上げすべき、諸外国との金利差は大きすぎます。
<25年度補正予算は20兆円規模?:バラマキの「抜け道」でインフレが止まらない>
<日銀は利上げをすべきか?インフレや円安に金融政策で対応できるのか>
日本銀行が10月29~30日に開いた金融政策決定会合で、追加の利上げを見送った。6会合連続の据え置きに対し、「インフレが収まらず国民生活を苦しめている」「低金利は円レートを下落させ、物価をますます上昇させる」「アベノミクスはデフレ脱却のために行ったものだが、現在はインフレだから前提が違っている」「低金利が生産性の低い企業の新陳代謝を遅らせて日本の生産性を引き下げている」といった批判が出ている。
要するに、1.現在のインフレに対して金利引き上げで対応すべき、2.円安を抑えるために金利を引き上げるべき、3.低金利が生産性を低下させるから金利を上げるべき、という議論がある。これらの議論を整理したのち筆者の意見を述べたい。・11月14日・原田 泰( 名古屋商科大学ビジネススクール教授)・https://wedge.ismedia.jp/articles/-/39548
<片山財務相が円安の悪影響を認めても止まらない「円安促進」政策のちぐはぐ>
片山さつき財務相は12日の参院予算委で、円安の悪影響を認めつつも、政府は円安を深める補正予算を続けており、政策の矛盾が一段と鮮明になっている。国債デフォルトを否定する発言も、市場の根本的な懸念には答えていない。・・・2025.11.14 ・アゴラ編集部・https://agora-web.jp/archives/251113205240.html
<25年度補正予算は20兆円規模?:バラマキの「抜け道」でインフレが止まらない>
政府が取りまとめを進める2025年度補正予算の一般会計歳出が、前年度の13.9兆円を超える規模となる見通しが明らかになった。物価高対策や成長戦略の名目で巨額の財政支出が積み上がる一方、円相場は9カ月ぶりに1ドル=155円台まで下落。高市政権が財政規律より成長を優先する有識者を政策会議に集めたことが、市場の不安心理を強めているとの指摘も出ている。・・・2025.11.15・アゴラ編集部・https://agora-web.jp/archives/251114202409.html