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朝日社説:「初の所信表明 責任ある姿まだ見えぬ」

<朝日社説:「初の所信表明 責任ある姿まだ見えぬ」>
この社説の要旨は次の通りです(ChatGPT)
1 物価高対策の具体策不足:ガソリン税廃止や補助金拡充などを掲げるが、安定財源の確保策が不明確で、「責任ある積極財政」の実現が見えない。
2 防衛費増加の財源不透明:防衛費増額目標の実現には所得税増税が必要だが、増税開始時期は決まっておらず、財源確保が不透明。
3 社会保障制度の持続性の課題:少子高齢化に伴い、超党派での議論を呼びかけているが、実効性ある議論が行われるかが問われている。
4 外交・安保政策の継続性と課題:安倍元首相の外交方針を踏襲する姿勢が強調されているが、過去の教訓を冷静に分析しないと正しい方向性は見出せない。

<朝日新聞社説への反論と疑問等>
朝日の社説が指摘していることはそれぞれに適切な意見だと認識していますが、「責任ある姿まだ見えぬ」というタイトルには納得できません。高市首相が首相に指名されてからどれだけの日数が経過したのでしょうか。組閣などの作業は非常に大変で、また大臣に対する具体的な指示書も膨大です。まさに高市首相は「馬車馬のように働いている」と言えるでしょう。
「責任ある姿がまだ見えない」とは、具体的にどのような姿を指しているのでしょうか? 各大臣への指示書や施政方針演説を吟味すれば、高市首相が目指す方向性が明確に見えてくるはずです。朝日新聞はその点を十分理解していると私は思います。
もちろん、朝日新聞のリベラルな立場と高市首相の政策とは衝突することが多いでしょう。しかし、そうした点については議論を深めるべきです。批判するだけではなく、具体的な政策で対峙することが求められます。
また、朝日新聞は常に「民意」を尊重することを主張しています。高市政権に対する世論調査や支持率が高いという事実をもっと真摯に分析し、その上で批判を行うべきです。特に若者の支持率は、驚くべき高さを誇っています。その理由を掘り下げることは、朝日新聞にとっても有益なことでしょう。
私は、朝日新聞が時代遅れのイデオロギーにしがみつかず、現代に即した建設的な論説を展開していくことを期待しています。革新と保守の違いを超えて、実利的で建設的な議論をすることが、今後のメディアに求められる姿勢だと思います。
 
<補足意見等>追加の意見と参考情報
1 物価高対策について
朝日社説では、「物価高対策が不十分だ」との指摘がされていますが、実際には高市首相は物価高に対応するための具体的な施策をいくつか打ち出しています。例えば、ガソリン税廃止や補助金の拡充は、短期的には効果がある政策といえます。しかし、財源確保の方法については確かに不透明であり、この点に関する議論は続くべきです。政府は安定財源の確保に向けた明確なビジョンを示さなければならないでしょう。
2 防衛費増額について
朝日社説は、防衛費増額に対する財源の不透明さを指摘していますが、これは確かに重要な問題です。防衛費の増額は、安全保障の強化には不可欠な部分ですが、そのために必要な税制改革や増税政策がどのように実施されるかが焦点となります。特に、所得税増税が必要だという点について、具体的なタイムラインや手段を示すことが求められます。
3 若年層の支持について
高市首相が若年層から支持を集めていることについて、朝日社説はその理由を深掘りしていないようです。しかし、現在の若者たちが求めるのは、社会保障や経済的安定だけでなく、自由な価値観や平等な社会の実現です。この点において、高市首相の政策が今後どのように反映してゆくのか、朝日新聞はもっと詳しく分析すべきです。

<朝日社説:「初の所信表明 責任ある姿まだ見えぬ」>・10月25日
https://www.asahi.com/articles/DA3S16330395.html?iref=pc_rensai_long_16_article
 
<高市首相が所信表明:安倍路線を超えることはできるのか?>
24日、高市早苗首相は衆参両院本会議で所信表明演説を行い、経済・安全保障・憲法改正などを横断する政権運営の基本方針を提示した。議場では与野党双方の反応が強く、“過去の政権”と比して異例の雰囲気が見られた。・・・2025.10.25・アゴラ編集部・https://agora-web.jp/archives/251024191952.html
 
<「女性初・高市首相」誕生を祝えぬリベラル派、「女装した安倍晋三」「中身は男」の言説が促す現役世代の左派離れ・「左派=改革に水を差す保守・老害」、現役世代の認識を変える道は?>
「改革反対」勢力と見なされる左派
「保守と革新」は55年体制の日本政治を枠づけてきたイデオロギーの型だが、現在、40代以下の若年世代は「革新」の側に維新を、そして「保守」の側に自民党と共産党をおくという(遠藤晶久)。現在の日本政治は、有権者の世代交代に伴い、旧来の常識では理解できない展開を示している。
 不透明な政治において一つたしかなことは、かつての「革新」勢力を引き継ぎ、現在、ジェンダーや反差別、社会保障の充実を掲げて権力を批判する左派やリベラル派が、時代の変化のなかで有権者から乖離し、現役世代にとって「保守的」な人々と映っているという現象である。・・・・ 2025.10.25・大井 赤亥・政治学者・https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/91342

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