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朝日社説:「議員定数削減 民意切り捨てへの懸念」

<朝日社説:「議員定数削減 民意切り捨てへの懸念」
この社説の要旨は次の通りです(ChatGPT)
1 比例代表の定数削減は多様な民意を切り捨てる懸念がある:少数政党や多様な意見の反映が難しくなり、「民意を切る」結果になりかねない。
2 日本の議員定数は国際的に見ても多くなく、削減の合理性は乏しい:OECD諸国と比べても日本の議員数は少ない水準にあり、単純な削減は正当化できない。
3 定数削減は政治の一極支配を強め、民主主義のバランスを損なう恐れがある:大阪府議会の例のように、議席削減が特定勢力の「1強」体制を生み出す危険がある。
4 選挙制度の変更は全党参加で慎重に議論すべきであり、多数派の独断は許されない:民主主義の根幹に関わる制度を、連立条件などの政治的取引で決めるべきではない。
 
「民意切り捨てへの懸念」と言われると、どうしても反発したくなります。
「単純な削減は正当化できない。」――では、どのような削減なら納得できるのでしょうか?
比例代表制度は何かよくわからない制度です。そもそも、小選挙区制がベターなのでしょうか? 選挙制度の変更は確かに全党参加で議論すべきでしょうが、いずれにせよ議論がまとまらないのでは? 多数決で決めるしかないのでしょうか?
今回の定数削減も、自由民主党と 日本維新の会 だけでは過半数を確保できません。後は誰が、あるいはどの政党が賛成するのか、予断を許さない状況です。
国会は多数決です。それが民主主義のルールです。

<朝日社説:「議員定数削減 民意切り捨てへの懸念」>・10月23日
https://www.asahi.com/articles/DA3S16328831.html?iref=pc_rensai_long_16_article

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