<中国人の移住増加は「日本が好きだから」ではない……中国ウォッチャーが東大で見た驚きの光景>
日本人は海外に出ればできるだけ現地に溶け込むように努力する、希有な国民性。
しかし、中国人は何処の国に居住しようとあくまで中国人。そんな中国人が日本で急増、差別することはよくないが、やはり国益を考えてある種の制約を設けること必要です。
* ほんとうの中国 日本人が知らない思考と行動原理 (講談社現代新書・近藤 大介 (著))
中国人と日本人。なにかとすれ違う背景には、日本人が知らない中国人特有の思考と行動原理が背景にあった。
・大陸が生み出す研ぎ澄まされたリスク感覚
・勝者がすべてを総取りする「超」弱肉強食社会
・日常生活は、他者との絶え間ない「闘争」
・中国人は性悪説で考える。騙すの悪いのではなく、騙される方が悪い
・すべてにおいて「カネ」優先。お金は「自分の命」と同等かそれ以上
・「愛社精神」「絆」は、中国人には理解できない
<中国人の移住増加は「日本が好きだから」ではない……中国ウォッチャーが東大で見た驚きの光景>
近年、日本へ移住する中国人が急増中。しかしその理由は「日本が好きだから」とは限らない。彼らが過酷な自国社会から逃れ、日本を選ぶ驚くほど冷静な理由と、そのしたたかな本音を解説。
◆日本は「最高の逃避地」
中国での生活がここまで大変になると、Z世代の一部は海外へ逃げ出すことを考える。なかでも、いま最も注目を集めているのが日本への移住だ。この現象を「潤日(ルンリー)」と呼ぶ。「潤学(ルンシュエ)」(中国から逃げるための留学)の派生語で、直訳すると「日本への逃亡」。
なぜ中国人は日本を目指すのか? その主な理由は、以下の8点だ。
①距離的に近い……北京や上海から東京や大阪まで、わずか3~4時間のフライトである。これは中国的感覚で言えば、「国内旅行」に等しい。
②文化的に近い……同じ黄色人種で、漢字文化圏で、米欧などに較べたら感覚的に近いと感じる。
③物価が安い……円安元高の影響や、中国のこれまでのマンション高騰などを鑑みれば、日本は安く感じる。
④社会が安全……これには二つの意味がある。治安がよいということと、民主国家で政治的にローリスク社会だということだ。
⑤規制が緩い……500万円の投資で容易に取得できる「経営管理ビザ」や、やはり少子化の影響で取得が容易な「留学ビザ」などを取得して、長期滞在できる。
⑥生活が快適……町が清潔で、スーパーやコンビニなどが発達しているため、便利で快適な生活が送れる。
⑦土地が買える……社会主義国の中国は、憲法(第十条)の規定があり、都市部の土地はすべて国家が所有する。だが日本は、外国人も含めて土地を個人が所有できる。
⑧中国語で生活できる……在日中国人が増加する(2024年末で約87万人)につれて、日本は「中国語だけで生活できる国」になりつつある。
9/16・All About・https://news.yahoo.co.jp/articles/47f645201b2c21736eb33267eb6c328fdabc3834