<毎日社説:「パレスチナ国家承認 危機打開へ首相は決断を」>
この社説に反対します。理由は次のブログを参照してください。
「日本がパレスチナ国家承認をすべきでない理由」(高橋 克己)
<毎日社説:「パレスチナ国家承認 危機打開へ首相は決断を」>・2025/9/18
https://mainichi.jp/articles/20250918/ddm/005/070/099000c
<日本がパレスチナ国家承認をすべきでない理由>
退陣を表明した石破首相が開催中の国連総会に出席する予定だという。総会は9月12日、将来のパレスチナ国家とイスラエルが共存する「2国家解決」を支持する「ニューヨーク宣言」を、日本を含む143カ国の賛成多数で採択した。反対は米国やイスラエルなど10ヵ国だった。
22日に予定され、石破首相の出席が予想される首脳級会合では、英仏加豪などがパレスチナ国家を承認する方針とされる。本稿では、石破氏がこれに同調すべきでない理由を書くのだが、先に結論を述べてしまえば、主たる理由は目下のパレスチナ自治政府が国家の要件を満たしていないからである。
首脳級会議で承認が俎上に上るパレスチナ国家とは、ヨルダン川西岸地区(推定人口3百万余人)とエジプトに接するガザ地区(同2百万余人)及び東エルサレムからなるパレスチナ自治政府と呼ばれる地域を指す。同自治政府は、ここ20年程はマフムード・アッバスが主導しているものの、ガザ地区はアッバスと対立しているテロ組織ハマスが実効支配している。・・・・2025.09.18 ・高橋 克己 ・https://agora-web.jp/archives/250917082940.html