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禁忌だったドイツの軍事力強化

<ヨーロッパの強き心臓へ:禁忌だったドイツの軍事力強化>
トランプ大統領の圧力もあるが、やはり、なんと言ってもロシアの脅威。ドイツの軍事力強化、何処まで続く???

<ヨーロッパの強き心臓へ:禁忌だったドイツの軍事力強化>
ドイツは二度の世界大戦の口火を切り、全世界を破滅の危機に陥れた。そのため、ドイツの軍事強国化は欧州では最も恐れられていたことだった。だが、ウクライナ戦争を切っ掛けとして、再びドイツはヨーロッパの強き心臓に押し上げられようとしている。
今回、ドイツ軍はリトアニア東部に陸軍部隊の駐留を開始した。これは第二次世界大戦後、ドイツが外国に約5,000人規模の常駐部隊を置く初めてのケースであり、駐留部隊には主力戦車「レオパルト2」など最新型の装備を配備している。今後、部隊はさらに増員され10,000人規模となることが確実視されている。
リトアニアはラトビアやポーランドと隣接し、西にはロシアの飛び地カリーニングラード、東にはロシアの同盟国ベラルーシが位置する対ロシアの要衝地だ。この地に強力なドイツ軍が駐留することは単にリトアニアを防衛するだけではなく、NATOの東部方面の防衛強化とバルト三国の安全保障が向上することを意味する。2025.06.10・日本戦略研究フォーラム(JFSS)・政策提言委員・金沢工業大学特任教授 藤谷 昌敏・ https://agora-web.jp/archives/250609045852.html
 
<ドイツ、志願制の兵役制度導入へ ロシアの脅威に備え徴兵再開も視野>
 ドイツ政府は、志願制に基づく新たな兵役制度を2026年から導入する。27日の閣議で関連法案を了承した。11年に徴兵制を停止したが、ロシアのウクライナ侵攻により安全保障の強化が課題になる中で、兵士の大幅な増員をめざす。将来的な徴兵制の再開も視野に入れている。市民が改造銃を構えて射撃 欧州で訓練相次ぐ 徴兵制復活の動きも
8月27日・https://www.asahi.com/articles/AST8W420MT8WUHBI008M.html
 
<焦点:スパイ昆虫ロボやAI戦車、ドイツがけん引する欧州兵器開発>・7月25日・https://jp.reuters.com/world/ukraine/KOUTM6RIRFIKJC656TX4Q7NEDI-2025-07-25/
 
<ドイツ政府、防衛産業への資金提供を検討=経済相>
[ベルリン 1日 ロイター] – ドイツのライヒェ経済相は1日、2022年にウクライナに侵攻したロシアの脅威が高まる中、防衛産業の生産拡大に向け、国による資金援助を検討していると述べた。
資金は経済変革を促進する既存の基金から提供される可能性があるとしたが、どの基金かは明らかにしなかった。
独経済紙ハンデルスブラットが主催する防衛産業に関する会議で、「防衛のために今それを開放することは検討の余地がある」と述べ、「再軍備は安全保障政策上の必須課題だが、ドイツにとっては経済的・技術的チャンスでもある」と指摘した。・・・ 9月2日・https://jp.reuters.com/economy/HVKTUAKNI5JGZJ4QSCBVOZILWI-2025-09-02/

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