<朝日社説:「防衛概算要求 続く膨張 精査が不可欠」>
ことさらに防衛費だけをターゲットにしたこの社説、私は同意することはできません。
もちろん、防衛予算、個々の内容、装備のあり方等、精査が必要なことは言うまでもありません。しかし、今時、専守防衛などの意見はナンセンスです。
少し論点が外れますが自衛官の給与は高いのか低すぎるのか、朝日新聞社、その精査をお願いします。
なお、中国の南シナ海での軍事活動や、露朝の軍事協力が深化している現状を見れば、国防に対する投資はますます重要になってきています。露朝の軍事同盟、そして最近行われた「抗日戦争勝利80年」の記念行事、中国の野心、防衛費の増額は必要不可欠と私は考えます。
この社説とは少し離れてしまいますが、ドローンや無人機、日本の軍事産業、なぜ国産化ができないのでしょうか。日本の軍事産業の遅れは、政府の予算配分や技術開発のフレームワークに問題があるのではないか。特にドローンや無人機の開発においては、民間企業と軍の連携不足や、技術者不足が障害となっています。
私は、軍事装備品、すべて民間に任せることに危惧を覚えます。国営軍事工場が必要なのではとも考えます。朝日新聞社もこのような観点からの意見をお願いします。
なお、読売新聞は、財政規律の重要性を強調していますが、過去の経済危機や安全保障上の問題を考慮すれば、今の段階で予算の削減を行うことが逆効果になる可能性があります。特に、国防費は経済成長にも影響を与える重要な要素であり、短期的な財政規律よりも長期的な安全保障を優先する必要があると私は考えます。
<朝日社説:「防衛概算要求 続く膨張 精査が不可欠」>・8月30日
https://www.asahi.com/articles/DA3S16291580.html?iref=pc_rensai_long_16_article
<読売社説:「概算要求最大 漫然と財政規律を緩めすぎだ」>・2025/09/01
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20250831-OYT1T50084/
<来年度予算122兆円超:国債費急増と社会保障膨張で過去最大更新>
来年度予算案の概算要求は122兆円台に達し、3年連続で過去最大を更新する見通しです。・2025.08.30・アゴラ編集部・ https://agora-web.jp/archives/250830014835.html