<なぜ日本はデジタル後進国になってしまったのか?政治家と国民に蔓延るアナログ信仰・ポピュリズムのこれだけの証拠・参院選で議論にすら上がらない社会のデジタル化、行政DXとマイナンバーの活用を進めれば給付も減税も簡単なのに……>
誤解を怖れずにはっきり言えば、日本のマスコミの遅れた意識、それが日本をデジタル後進国してしまったのだ。
その一番の例が、マイナンバー制度に対する,マスコミのアレルギー。
なぜ,マイナンバーカードの取得、その義務化ができないのでしょうか、マスコミの反対がその原因。
マイナ保険証、なぜ普及しないのでしょうか、マスコミの反対キャンペーン。
<なぜ日本はデジタル後進国になってしまったのか?政治家と国民に蔓延るアナログ信仰・ポピュリズムのこれだけの証拠・参院選で議論にすら上がらない社会のデジタル化、行政DXとマイナンバーの活用を進めれば給付も減税も簡単なのに……>
参院選で議論にもならない行政DX
参院選を前に、「給付だ、減税だ」と世間がだいぶ騒がしくなってきた。どちらにしても現場における事務処理やシステム対応の難しさを棚上げし、大衆にアピールし選挙に勝つためにはなりふり構わぬといったところだ。
これまでも給付・減税議論のたびに、迅速に給付・減税できる給付付き税額控除制度が提案されてきたものの、喉元過ぎれば何とやら。選挙が終われば現場に丸投げ、後は一顧だにしない。まさに票目当てのポピュリズム合戦の様相を呈している。・・・2025.7.5・(榎並 利博:行政システム株式会社 行政システム総研 顧問、蓼科情報株式会社 管理部 主任研究員)・https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/89278