<九州電力が原発新設の検討表明、川内原発の敷地念頭に次世代革新炉…安全性や燃焼効率が向上>
政府も積極的に支援を。
<九州電力が原発新設の検討表明、川内原発の敷地念頭に次世代革新炉…安全性や燃焼効率が向上>
九州電力は19日、新たな原子力発電所の建設を検討すると発表した。既存の原発より安全性や燃料の燃焼効率の高さが見込まれる次世代革新炉の開発と設置を目指す。設置場所は、川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の敷地内を念頭に置いているとみられる。川内原発では、3号機の建設計画が東日本大震災後に凍結されている。
政府は2月に改定したエネルギー基本計画で、同じ事業者であれば、廃炉にした原発とは別の原発の敷地内で建て替えることを容認した。九電は玄海原発1、2号機(佐賀県玄海町)を廃炉にしている。
新たな原発の建設を巡っては、大手電力では関西電力も新増設や建て替えの実現を長期計画に盛り込んでいる。 2025/05/19
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20250519-OYT1T50121/