<英国で福祉予算削減に加え官僚機構を15%縮小 財政健全化のため「労働党政権らしくない」政策が次々と>
英国、財政健全化、果たして順調に進展するのであろうか???
日本の野党、ばらまきだけでなく、このような英国労働党の政策、参考にしてください。
<英国で福祉予算削減に加え官僚機構を15%縮小 財政健全化のため「労働党政権らしくない」政策が次々と>
「大きな政府」を掲げる英国の労働党政権が、疑問符が付くような政策を次々と発表しています。
3月18日、リズ・ケンダル労働年金相は社会福祉制度の大規模な改革案を発表し、2030年までに50億ポンド( 約9719億円)を削減すると述べました。病気を持つ人や障がい者向け給付金の一つ「個人自立手当」(Personal Independence Payment=PIP)の支給要件を厳格化するなどの変更をするそうです。
筆者はこの改革案にどきりとしました。要件の厳格化によって、社会的に弱い立場にいる人を窮地に追い込む可能性があるように思えたからです。
PIP受給者はこの10年で2倍に・・・・
福祉予算削減の影響は?・・・・
5万人の子どもたちが「相対的貧困」に・・・・
5月1日、地方選挙と下院補欠選挙が行われました。地方議席約1600の中で、労働党は186議席を失いました。代わりに右派保守系の「リフォームUK」が躍進し、677議席を獲得。前与党だった保守党は大敗し、670議席以上を失う結果となりました。
下院の補欠戦では、以前は労働党の議席をリフォームUKの候補者が奪いました。
労働党が矢継ぎ早に出した、人気がない政策を取りやめれば良いという圧力がますます強くなっているようです。・・・5/6・小林恭子・https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/aa3502ee0596ae2b67684f16cfa79df0c5cc87f4