<トランプ氏、グリーンランド領有に武力行使排除せず>
極めて危険な妄想だ。絶対にあってはならない、武力行使。
資源開発が必要なら投資をすればよい。北極圏の安全保障のためならデンマークとよく話し合って、米軍の基地を設置すればよい。
武力行使や経済的圧力、それで領土拡大、米国は決してそのような国になってはならないのだが。
<トランプ氏、グリーンランド領有に武力行使排除せず>
(CNN) トランプ米大統領は4日、資源に恵まれたデンマーク自治領グリーンランドについて国家安全保障上必要だとし、同国を手に入れるために軍事力の行使を検討する可能性があると述べた。
トランプ氏はNBCニュースのインタビューで、「そうするとは言わないが、あらゆる可能性を排除しない」といい、「我々はグリーンランドを強く必要としている」「グリーンランドに住む人々はごくわずかで、我々は彼らに配慮し、大切にするつもりだ。しかし、国家安全保障上、それは必要だ」と語った。
トランプ氏が示すグリーンランド領有への意欲は、同国の将来の安全保障に一石を投じている。北極圏では米国、ロシア、中国が影響力を争っている。トランプ氏は、米国が武力行使や経済的圧力によってグリーンランドを奪取することに何度も関心を示しているが、デンマークとグリーンランドはこの考えを断固として拒否している。
一方、トランプ氏は、カナダを米国の51番目の州にするとも繰り返し発言してきたが、カナダの併合のために軍事力を行使する可能性は「極めて低い」と述べた。・・・2025.05.05・https://www.cnn.co.jp/usa/35232589.html
<トランプ氏はなぜグリーンランドとパナマ運河を狙うのか◆21世紀版の「モンロー・ドクトリン」>(明海大教授・小谷哲男)・2025年05月05日・https://www.jiji.com/jc/v8?id=202504monroe21c