<インド・パキスタン、「近く攻撃情報」まで緊張なぜ?背景は?>
「南アジアの火薬庫」、ウクライナ問題が収まるまで、取り合えずにらみ合いのままで???
<インド・パキスタン、「近く攻撃情報」まで緊張なぜ?背景は?>
【ニューデリー=岩城聡】4月にテロ事件が発生し、インドとパキスタンの軍事的緊張が再燃するきっかけとなったカシミール地方は「南アジアの火薬庫」と呼ばれてきた。テロの背景に目を向けると、歴史に根差した深い対立構図が浮かび上がる。
5月1日 ・https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM30CYP0Q5A430C2000000/
<インド北部の「虐殺」が全面「核戦争」に発展するかも…日本人が知らない印パ間の深すぎる「確執」>
<カシミール地方で起こったテロで印パ関係が急速に悪化。事態がここまで悪化した背景には、長きにわたる、想像以上に根深い確執があった>
インド北部で起こった「虐殺」が核保有国同士の全面戦争に発展するかもしれない。
4月22日、イスラム過激派が、インドが実効支配する係争地ジャンム・カシミール準州の丘陵地帯の町パハルガムで、ヒンドゥー教巡礼者や観光客に向けて発砲、26人が死亡した。その後、パキスタン関連とされる武装勢力ラシュカレ・トイバの分派組織である「抵抗戦線」が犯行声明を発出した。
インド政府はこの攻撃についてパキスタンの責任を指摘し、「越境テロ」と非難。両国間の主要な陸路国境を閉鎖し、パキスタン人に対するビザ発給を停止、さらに外交官を除くすべてのパキスタン国民にインドからの国外退去を命じるなどの措置を講じた。
インドのナレンドラ・モディ首相は、今回のテロ事件の首謀者に対し「地の果てまで追い詰めて罰する」と宣言した。・・・2025年4月28日・ジョーダン・キング、エリー・クック・https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2025/04/548956.php