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トランプに「論語と算盤」なんて言葉はない!

<トランプに「論語と算盤」なんて言葉はない!ゼレンスキー会談で思うこと、ヨーロッパはもっと力を尽くすべきか?>
「トランプに「論語と算盤」なんて言葉はない」
まさにそのとおり。

<トランプに「論語と算盤」なんて言葉はない!ゼレンスキー会談で思うこと、ヨーロッパはもっと力を尽くすべきか?>
 トランプ大統領とゼレンスキー大統領との会談は、記者たちを前にしての公開口論という見たことのない形で終わった。通常、首脳同士の記者会見とは、事前に高官同士で細部を詰めて、さらに首脳同士が話し合って、シャンシャンとできる形が整ってからするものだ。それぞれの首脳が短いスピーチをしてエールの交換を行い、その上で、記者からの質問を受け付けるというものだ。
 そもそも、トランプ氏は、アメリカはウクライナに5000億ドル(75兆円)の援助をしたと主張しているが、後述するように、実際の援助は1187億ドルである。このぐらいは詰めておかないといけない。記者の前で首脳同士が口論するのは見たことがない。
 なんであんな形を取ったのだろうか。あるいは、アメリカが意図的にゼレンスキー氏を激高させて恩知らずとののしり、恩知らずには援助しないというストーリーを作ったのかもしれない。そうだという意見もある(『追い出されたゼレンスキー「その日のすべてのことはトランプが企画したことだった」』中央日報/中央日報日本語版2025.03.04)。・・・2025年3月10日・原田 泰( 名古屋商科大学ビジネススクール教授)・https://wedge.ismedia.jp/articles/-/36875
 
<トランプとの“決裂”会談、ゼレンスキーは意図を持っていたのか?「やられたらやり返す」トランプはどう出るのか>・2025年3月3日・廣部 泉( 明治大学政治経済学部 教授)・https://wedge.ismedia.jp/articles/-/36830

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