<朝日社説:「日米韓の会談 価値観共にする連携を」>
この社説の要旨は次の通りです。(ChatGPT)
1 日米韓の連携の重要性:地域の安全保障環境が緊張する中、自由や民主主義の価値観を共有する3カ国の結束を維持・強化することが求められている。
2 中国と北朝鮮への対応:会談では、中国の一方的な現状変更への反対と北朝鮮の非核化に向けた一致が見られたが、対応の優先順位には違いがあり、特に北朝鮮への対抗では日韓の立場が重視されるべきだと述べている。
3 日韓関係の改善と維持:日韓関係の改善が連携を持続可能にする土台であり、韓国の政権不安定や日本政府の主体的な姿勢が重要だと強調。
4 自由と民主主義の価値観の再確認:日米韓の連携には、各国での民主主義の危機を乗り越え、自由と民主主義を守る共通の価値観が必要だとし、連携の原点を見失ってはならないと述べている。
「価値観を共にする連携を」というテーマに対して、具体的に何をなすべきかが見えてこない社説だと感じています。
トランプ前大統領の米国第一主義と、韓国での尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の政権運営の不安定さを考えると、日米韓の連携強化をいくら主張しても、現実的な意味を持つことは難しいと思います。
また、韓国との軍事問題や連携に関しても、韓国の国民感情に配慮した限界があるうえ、日本には憲法問題という障害も残っています。これらの問題の解決には、まだ時間がかかるでしょう。
そのため、単なる「日米韓の連携強化」というお題目だけでは、実質的な成果に結びつくとは思えません。個人的には、この方向性にはあまり意味がないと考えています。
<朝日社説:「日米韓の会談 価値観共にする連携を」>・2月18日
https://www.asahi.com/articles/DA3S16151750.html?iref=pc_rensai_long_16_article