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日経社説:「米印合意を地域安定に生かせ」

<日経社説:「米印合意を地域安定に生かせ」>
この社説の要旨は次の通りです。(ChatGPT)
1 インドと米国の関係強化:モディ首相とトランプ大統領の会談で、貿易赤字解消を目指し、エネルギーや兵器の調達増加が約束され、対米関係の悪化回避が図られた。
2 「自由で開かれたインド太平洋」の重要性:日米首脳会談に続き、インドと米国が地域の安定を促進するために連携を強化し、中国の覇権主義に対抗する意義が再確認された。
3 貿易不均衡の是正と安全保障の課題:米国はインドに対して高関税の問題を指摘し、貿易赤字の是正を求め、兵器調達の多角化や資源調達における利点を強調した。
4 クアッドの協力強化:日米印オーストラリアの協力枠組み「Quad」が進展する中で、日本はインドと協力し、協調の重要性を引き続き訴える必要がある。
 
特に異議を唱えるべき点は少ないと思われます。ただし、今回の合意は主に貿易赤字解消に関するものであり、この目的と地域安定を直接結びつけるのは必ずしも適切ではないと感じます。
また、トランプ大統領の相互関税問題に関して、インドのみならず、世界中に対して強硬な姿勢を取ることには懸念を抱いています。私は、トランプ大統領の関税をめぐる強硬な姿勢が、日米印オーストラリアの協力枠組み「Quad」に悪影響を及ぼすのではないかと心配しています。
特に、インドのモディ首相が「Quad」への積極的な姿勢をどこまで保ち続けるかが重要な課題です。地域の安定を実現するためには、インドの協力が欠かせませんが、その意欲に疑問符が付くことも懸念材料です。

<日経社説:「米印合意を地域安定に生かせ」>・2月16日
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK1617F0W5A210C2000000/

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