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ウミガメはポリ袋で死なず 悲話が生む「脱プラ」の矛盾

<ウミガメはポリ袋で死なず 悲話が生む「脱プラ」の矛盾>
果たしてこの記事、信じてよいものか、それとも???

<ウミガメはポリ袋で死なず 悲話が生む「脱プラ」の矛盾>
ごみが漂う海でウミガメが誤って食べたポリ袋を胃腸に詰まらせ、苦しんで命を落とす。テレビやインターネットの映像を通じて人々が思い描く環境問題のイメージだ。だが科学研究からはプラスチックのごみをよく食べるウミガメの方が、かえって生息数を増やしたことが分かった。ウミガメの悲話から世界に広がったプラスチックの使用を控える運動は、環境問題の深刻さを感情に訴える難しさを浮き彫りにした。・・・2月12日
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOSG23APV0T20C24A7000000/
 
* 海洋プラスチックごみ問題の真実: マイクロプラスチックの実態と未来予測 (DOJIN選書・磯辺 篤彦 (著))
海のプラスチックはなぜ問題か? 汚染の実態からマイクロプラスチックの影響まで, 海洋プラスチックごみ研究の第一人者が 新たな環境問題への挑戦を真摯に語る. 2019年,大阪G20サミットで「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」が示され, 2050年までに海洋プラスチック汚染ゼロ目標が合意された. なぜ海のプラスチックは問題とされるのか. また,海洋プラスチック問題で言及される 「マイクロプラスチック」とはどのようなものなのか. 本書は,2007年から海洋ごみの研究を始めた著者が, 海洋プラスチック汚染の実態, マイクロプラスチックが生物に与える影響などを, 科学的な根拠に基づき丁寧に解説. さらに、海のプラごみ低減のために何ができるか, 真摯な言葉で提言する. ●はじめにより 日常生活にありふれた便利なプラスチックですが, ひとたび環境中に捨てられてしまえば,謎の多い厄介ものに変わります. 時を経るにつれて細かく砕けていくプラスチックごみが, 最後はどこかに消えて,行方がわからなくなる謎. そもそも,地球環境下でプラスチックは どこまで小さく砕けるのでしょうか. 海水より軽いポリエチレンやポリプロピレンといった素材のプラスチック(中略)を, 海底に運ぶ海の仕組みとは? 海面から海底に広がるプラスチックごみは,海洋生物にとって 深刻な脅威となるのでしょうか. 研究が進むにつれ,これら海洋プラスチックの謎は深まるばかりです.

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