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毎日社説:「トランプ2.0 米のWHO脱退表明 国際協力後退させる愚行」

<毎日社説:「トランプ2.0 米のWHO脱退表明 国際協力後退させる愚行」>
この社説の要旨は次の通りです。(ChatGPT )
1 米国のWHO脱退表明は国際協力の後退:トランプ大統領のWHO脱退表明は、世界的な保健分野の多国間連携を後退させる愚行であり、国際的な協力体制を弱体化させる。
2 WHOの強化が必要:WHOはパンデミック対応の司令塔として強化されつつあり、国際的な感染症対策にはWHOを中心とした協力体制の強化が不可欠。
3 米国の資金と職員派遣停止はWHOに深刻な影響:米国の脱退による資金と職員派遣停止はWHOの業務に支障をきたし、緊急時の対応や情報共有の実効性を損なう。
4 国際協調の重要性:感染症の脅威は依然として存在し、科学を軽視し国際協力を拒むことは、感染拡大のリスクを世界に広げる可能性がある。
 
米国のWHO脱退表明について、私は積極的に支持するわけではありませんが、一定の理由があるとも考えています。毎日新聞は、「世界が築き上げてきた保健分野での多国間連携を後退させる愚行と言うほかない」と一方的に米国の脱退表明を非難していますが、私はその点に素直には同意できません。
確かに、WHOの基本理念は素晴らしいものです。しかし、現実の運営には多くの問題が生じており、コロナ問題でも必ずしも円滑な運営ができたとは言えません。特に、中国の影響力が悪い形で表面化してしまったことは見過ごせません。
毎日新聞は米国を非難するばかりではなく、WHOそのものの改革を主張すべきだと私は考えます。国際協調の重要性はもちろんですが、現在のWHOにはその能力が欠けていると言わざるを得ません。率直に言えば、日本や米国をはじめ、多くの国々は、いざとなればWHOがなくても国際協調は可能です。
思い切って、日本も米国に倣って脱退してみるのも一つの手ではないでしょうか。そうすれば、WHOは一気に改革を進めるかもしれません。余計なことですが、これを提案すれば、もしかしたら「石破外交」としてトランプ氏に評価されるのではとも思います。いかがでしょうか、毎日新聞社さん。

<毎日社説:「トランプ2.0 米のWHO脱退表明 国際協力後退させる愚行」>・2025/1/30・https://mainichi.jp/articles/20250130/ddm/005/070/072000c
 
<産経主張:「米WHO脱退 巨大な空白生じさせるな」>・2025/1/26
https://www.sankei.com/article/20250126-MNDTL3BF3JI6ZHKGYHYAJZHENQ/
 
<トランプ氏、WHO再加盟の検討を示唆 拠出額の大幅引き下げなら>・1月26日
https://www.asahi.com/articles/AST1V0RJNT1VUHBI003M.html?iref=comtop_7_03

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