<「トランプ政権は外交政策を大転換する」は本当か? バイデン政権の政策と実は連続性があるこれだけの理由>
「最大の競争相手はやはり中国、大きく変わることはない米国の大戦略」
私もこの意見に賛同します。
もちろ、トランプ政権の「米国第一主義」、外交上で各国との摩擦、それは多々発生するであろう。
「日米豪印、クアッド外相会合を開催 第2次トランプ政権下」、中国を押さえ込まねば、「黄金の米国」は実現しないのだ、トランプは現実主義者です。
なお、ヨーロッパ、EUに取っては要注意、トランプ政権はヨーロッパ、EUの自立を強く要求するでしょう,特にNATOの自立、それにいかに応えることができるのかまさにヨーロッパ、EUの難題です。
<「トランプ政権は外交政策を大転換する」は本当か? バイデン政権の政策と実は連続性があるこれだけの理由>
最大の競争相手はやはり中国、大きく変わることはない米国の大戦略
ドナルド・トランプ第47代米国大統領が誕生した。日本ではトランプ氏の大統領就任によって、米国の政策が「大転換」すると報道されている。
果たして、本当に「政策の大転換」が起こるのだろうか。筆者はそうは思わない。少なくとも外交政策の面では、バイデン政権から多くを引き継ぐとみている。日本における大方の報道とは異なり、トランプ政権の外交政策は、実は予測可能であると筆者は考えている。アメリカ国内でもそのような議論があるので、詳しく検証してみたい。
2025.1.24・韓光勲・https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/86165
<ドナルド・トランプは過去80年間の米国外交政策をひっくり返す>
世界に対する超大国のアプローチが間もなく根底から覆る。
ドナルド・トランプ氏に批判的な人々はよく、同氏の下品な振る舞いや孤立主義を批判してきた。
しかし、1月20日の大統領就任式の前から、その程度の言葉では2期目のトランプ政権がどんな姿になりそうかをとても語りきれないことが明らかになっている。
就任式が近づくなかで、トランプ氏は中東・ガザ地区の停戦と段階的な人質解放を後押しした。
タブーを破り、北極圏の戦略上重要な位置にあり鉱物資源にも恵まれているグリーンランドを手に入れたいと言い出した。
2期目のトランプ政権は1期目以上に破壊的になるだけでなく、第2次世界大戦後の米国を支配してきた外交政策のビジョンも根こそぎ変えてしまうだろう。
米国の力に伴う責任を放棄
2025.1.20・(英エコノミスト誌 2025年1月18日号)
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/86069