＜日経社説：「トランプ政権の脱炭素無視は言語道断だ」＞
この社説の要旨は次の通りです。（ChatGPT ）
１ パリ協定からの離脱は無責任：「トランプ政権のパリ協定離脱決定は、温暖化ガス排出国としての責任を無視する無責任な行動とされ、世界の気候変動対策を遅らせることになる。
２ 脱炭素への対応が後退：「トランプ政権は再生可能エネルギー支援を縮小し、化石燃料の増産を進めており、脱炭素化の進展を妨げる懸念がある。
３ 脱炭素化は米国の国益にも貢献：脱炭素化は技術革新や雇用創出、米国の国益にも寄与するため、バランスの取れた政策転換が求められる。
４ 日本の役割と国際協力の強化：米国の政策転換に影響されず、脱炭素化の動きを後退させないために、日本は欧州やアジアと連携を強化し、国際協力を推進する責任がある。
日経新聞社の批判は、トランプ政権に対してなんお効果もありません。なお、脱炭素に懐疑的な意見は少なからず存在し、私もその一人です。
日本も大規模な資金を投入し、国民の負担を増大させる脱炭素政策には私は疑問を感じています。日本に「欧州やアジアとの連携強化」が求められる理由も分かりますが、それが現実的にどう機能するのか、きわめて疑問です。
米国の天然ガス増産と価格の低下は、日本にとっては恩恵となる面も多いはずです。
なお、日本は脱炭素政策を完全に放棄するのではなく、むしろ一時的に様子を見つつ、慎重に進めることが賢明だと考えます。国益を最優先に考え、無理に旗を振り続ける必要はないのではないでしょうか。
＜日経社説：「トランプ政権の脱炭素無視は言語道断だ」＞・1月23日
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK231650T20C25A1000000/
＜毎日社説：トランプ2．0 米国のパリ協定離脱 気候対策後退を懸念する」＞・2025/1/23・https://mainichi.jp/articles/20250123/ddm/005/070/107000c
＜トランプ大統領が「パリ協定」離脱を表明：またも日本は取り残されるのか＞・2025.01.21・アゴラ編集部・ https://agora-web.jp/archives/250120235605.html2025.01.21
＜気候変動対策、始まる機運低下ドミノ トランプ氏再離脱＞・1月21日・ https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA17B0C0X10C25A1000000/