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朝日社説:「障害と逸失利益 「障壁」のない社会に」

<朝日社説:「障害と逸失利益 「障壁」のない社会に」>
判決については私も評価します。朝日の社説総論的には意義はありません。
なお、社説の締めくくり、「金銭的な評価として便宜的に使われてきた逸失利益という考え方自体、生命の価値は等しいという理念にかなうのか。その問いに応えていくことも課題の一つだろう。」
朝日新聞社、単なる課題と主張するのでなく,一歩踏み込んだ考え方を示してもらいたいものです。
人命が失われたときの加害者に対する損害賠償、日本の慰謝料の金額が過小なのでは、だから、逸失利益という考えでそれを増額、やや違和感があります。
まして子供が被害者であったとき、親がなぜ逸失利益を要求するのか、子供の将来などだれも正確には予測できません。成人で職業に就いているならそれなりの遺失利益の計算は可能です。それを配偶者や子供が要求、それは素直に理解できるのだが。しかし、加害者にそれに応えることができる財産や収入が存在する可能性は極めて少ない,それもまた考えねばならないこと。
繰り返します、朝日新聞社、頭の体操ではなく,現実的な解決策、さらなる踏み込んだ意見をお願いします。

<朝日社説:「障害と逸失利益 「障壁」のない社会に」>・1月24日
https://www.asahi.com/articles/DA3S16133436.html?iref=pc_rensai_long_16_article

<読売社説:「事故の逸失利益 障害者の「減額」変える一歩に」>・2025/01/28
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20250128-OYT1T50002/

<毎日社説:「障害者の逸失利益 未来見据え格差正す判決」>・2025/1/31
https://mainichi.jp/articles/20250131/ddm/005/070/103000c

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