もし、日本が戦争に巻き込まれるとしたら?
気鋭の軍事研究者たちが、もっとも可能性の高いシナリオを徹底議論!
中国の軍備拡大、北朝鮮の核開発、ロシアのウクライナ侵略ーー。
日本の安全保障環境は風雲急を告げる。
現代の戦争とはどのようなものか?
2030年代、日本が戦争に巻き込まれるとしたら、どんな事態か?
実際ミサイルが飛んできたらどうする?
* 2030年の戦争 (日経プレミアシリーズ・小泉悠 (著), 山口亮 (著))
(本書の内容から)
臨戦状態にある台湾・韓国
戦争は「変遷」ではなく「拡張」している
戦争予測はなぜ外れるのか
予備力のあるロシア、予備力のない日本
軍事力とは即応力である
AIにどこまでゆだねるか
中国が「今なら勝てる」と思った時が危ない
中国が台湾を海上封鎖したら、米国は助けにいくか
朝鮮半島と台湾の「ダブル有事」
交戦のレベルをずらす
グレーゾーン事態への準備
海上自衛隊と海上保安庁の連携を急げ
沖縄と九州の基地へのミサイル攻撃
北朝鮮のミサイルと中国のミサイルの違い
足りない住民避難の議論
米国の抑止力が信じられなくなる時
* ウクライナ戦争に見る『現代戦争術』 2025年 01 月号 [雑誌]: 軍事研究 別冊 雑誌
軍事研究1月別冊「ウクライナ戦争に見る『現代戦争術』」
<軍事専門家・小泉悠が警告…! 2025年、日本と世界が直面する「大規模戦争の危ない現実」と「日本の安全保障のリスク」>
2025年は太平洋戦争終結80年の節目。各種メディアが関連特集を組む中、老舗軍事雑誌「丸」1月号が話題を呼んでいる。まもなく開戦3年を迎えるウクライナ戦争の解説などで引っ張りだこの人気軍事アナリスト、小泉悠・東大先端科学技術研究センター准教授がインタビューを受け、日本人に刷り込まれた従来の戦争観のアップデートの必要性や次世代を担う若者たちが持つべきリアルな安全保障観を提示しているのだ。
ウクライナ戦争がこじ開けた「パンドラの箱」から出てきた「現代の戦争」の不都合な真実とは何か。小泉氏のインタビュー記事から一部抜粋・再構成してお届けする。
2024.12.06・潮書房光人新社・https://gendai.media/articles/-/142518