<読売社説:「私立大の経営難 少子化に見合う適正な規模に」>
この社説の要旨は次の通りです。
1 私立大学の統廃合や定員縮小の推進:少子化で入学者が減少する中、私立大学の再編や統合、スリム化が必要。経営改善が見込めない場合は撤退も選択肢とすべき。
2 公立大学への転換の可能性とリスク:自治体が私立大学を引き継いで公立化するケースが増加。ブランド力や財政支援がメリットだが、自治体財政への負担を慎重に考慮するべき。
3 学生保護の仕組み作りの必要性:私立大学の突然の閉鎖による学生の混乱を防ぐため、継続修学可能なルール作りが急務。
4 多様な人材育成と教育の質向上:地域産業と連携した特色ある教育や、デジタル人材育成など時代に適応した学部転換を推進。社会人や留学生も取り込む教育体制の強化が重要。
私立大学の統廃合や定員縮小の推進、この社説の通りです。現状は極めて不十分です。さらなる積極的姿勢が大事です。日本には大学が多すぎます。
なお、読売新聞社は,まだまだ未練が???
多様な人材育成と教育の質向上、大学としては当然ですが、繰り返します、日本には大学が多すぎます,経営が本当に行き詰まるまえに,統廃合、しっかり検討を。
<読売社説:「私立大の経営難 少子化に見合う適正な規模に」>・2024/12/07
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20241206-OYT1T50186/