<運動会で足の遅さを「見えない化」する配慮は子供のためにならない…「競争の場が減りすぎた」日本の大問題・大人が用意すべきは「無風地帯」でなく「安全地帯」である>
運動会だけではない,学業でも。
人間の能力は必ず格差、この厳然たる事実を現在の日本社会、仮装隠蔽、それが行き過ぎている。
それが結局は日本の研究能力の低下、極端に言えばノーベル賞受賞者の激減???
<運動会で足の遅さを「見えない化」する配慮は子供のためにならない…「競争の場が減りすぎた」日本の大問題・大人が用意すべきは「無風地帯」でなく「安全地帯」である>
近年、学校で多く取り入れられているタイム順(同じくらいのタイムの子たちで走る)の徒競走は子どものためになっているのか。スクールカウンセラーの藪下遊さんは「足の速い子どもは『自分は足が速い』という自己規定を持ちにくくなり、足の遅い子どもが『自分は走るのが苦手』という現実に触れる体験が薄まる。子どもたちが生きていくうえで、『自分はどんな人間なのか』を認識できるように現実を提示することは大切であり、比較や競争を取り除くことがよいとは言えない」という――。
2024/10/21 ・PRESIDENT Online・藪下 遊・スクールカウンセラー
https://president.jp/articles/-/87147?page=1