<朝日社説:「緊張の朝鮮半島 外交での打開を尽くせ」>
この社説の要旨は次の通りです。
1 北朝鮮の挑発的行動の懸念:韓国を敵対視する姿勢の強化や核・ミサイル開発の進展により、朝鮮半島の緊張が高まっている。
2 米朝交渉と国際的抑制の限界:米朝間の非核化交渉は停滞し、ロシアとの接近で制裁が効力を失いつつある中、核開発の歯止めが弱まっている。
3 日米韓の拡大抑止の重要性:北朝鮮の攻撃を防ぐため、日米韓の連携と拡大抑止を強化する必要性が高まっているが、圧力だけでは限界がある。
4 外交的打開策の模索:中国を含む多国間の協力を通じた対話と外交の道をあきらめず、緊張緩和を図るべきである。
上記社説、1~3、現状認識、その通りです。
しかし、4は相も変わらぬ朝日新聞社の対話路線、何の意味もない意見です。
北朝鮮、ロシアのウクライナ侵略に積極的に加担、軍隊の派遣。これで北朝鮮はロシアの支援を受けて核開発、そしてミサイルなど兵器の近代化をますます進展させるでしょう。朝日新聞社、これらに対する具体的な抑止力強化、どうあるべきかもっと踏み込んだ具体策が必要です。
<朝日社説:「緊張の朝鮮半島 外交での打開を尽くせ」>・10月19日
https://www.asahi.com/articles/DA3S16062235.html?iref=pc_rensai_long_16_article
<北朝鮮が韓国を「徹底的」に敵視する理由 改憲・爆破、その先に何が>
北朝鮮で、国会にあたる最高人民会議(第14期第11回会議)が開かれました。同じ民族である韓国を「敵対国家」と位置づける憲法改正をしたとみられますが、詳しい中身はわかっていません。北朝鮮が改憲した目的や狙いは何か。今後の南北朝鮮の関係は何が変わり、何が変わらないのか。公安調査庁で長く北朝鮮を分析してきた坂井隆さんは、北朝鮮の真意を見極め、「慎重な楽観主義」で考えていくべきだと指摘します。・・・10月24日・北朝鮮インサイト⑯・https://www.asahi.com/articles/ASSBQ45GDSBQUPQJ007M.html?iref=com_rnavi_rensai_2
<北朝鮮インサイト・全20回>
核・ミサイル開発に邁進し、日本にとってやっかいな隣国・北朝鮮。この国は実際どうなっているのか。40年以上にわたり、北朝鮮を分析してきた元公安調査庁職員による、プロフェッショナルの見方をお届けします。
https://www.asahi.com/rensai/list.html?id=1969&iref=pc_rensai_article_breadcrumb_1969