<朝日社説:「イスラエルの攻撃 報復でなくガザ停戦を」>
この社説の要旨は次の通りです。
1 報復の連鎖防止と停戦の促進:イスラエルとイランを含む中東での報復行為は危険な連鎖を引き起こし、さらなる緊張を生むため、ガザでの停戦を最優先にすべき。
2 イスラエルの軍事行動への懸念:イスラエルによるガザやレバノンへの軍事攻撃が続いており、国際社会からの停戦要求に反していることが問題視されている。
3 国際社会の一致した停戦要求:米欧、BRICS諸国を含む国際社会は即時停戦を求めており、ネタニヤフ首相に停戦への決断を促している。
4 人道的危機の深刻化:ガザでの戦闘による市民の犠牲や人道危機が深刻であり、これ以上の被害を防ぐための行動が求められている。
私もガザでの停戦は望ましいと考えています。しかし、現在イスラエルでは多くの人がハマスにより人質となっており、何よりもこの問題の解決が最優先であるべきです。この社説では人質問題にほとんど触れていませんが、それでよいのでしょうか。
日本も北朝鮮による拉致問題を抱えていますが、多くの国民やメディアが具体的な対応をとれない状況です。しかし、イスラエルは異なります。人質問題が解決するまで戦い続ける姿勢を示しています。
ガザでは確かに多くの市民が犠牲となっています。ハマスがガザで抵抗を続ける限り、犠牲者は増加するでしょう。中東諸国やBRICS諸国はイスラエルに停戦を求める前に、ハマスに対して人質の解放とガザからの撤退を要求すべきです。それが実現したなら、イスラエルも必ず停戦に応じるでしょう。
繰り返します,ハマスは無条件にイスラエル人等人質の解放を行わねばなりません。
<朝日社説:「イスラエルの攻撃 報復でなくガザ停戦を」>・10月27日
https://www.asahi.com/articles/DA3S16069199.html?iref=pc_rensai_long_16_article
<読売社説:「イスラエル報復 中東の2大国に自制を求める」>・2024/10/27
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20241026-OYT1T50208/