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「欧州を席巻する「反リベラリズム」現象と社会の分断」

〈「もう、リベラルはうんざりだ」?〉
極右に惹かれる若者たち、移民を不安視する労働者たち、敵視される団塊世代、そして高まるEUへの不信感……。
 
* ルポ リベラル嫌い──欧州を席巻する「反リベラリズム」現象と社会の分断(津阪 直樹 (著))
近年、欧州で広がる「反リベラリズム」感情の底流には、一体何があるのか?
EU本部の置かれるベルギー・ブリュッセルに赴任した著者が、揺れる欧州の現場に取材し、不安の根源に迫る、渾身のルポルタージュ!
【目次】
■プロローグ……リベラリズムの行方
■第1章…………若者 vs. 団塊世代?──敵視されるリベラル
■第2章…………移民とグローバリゼーション──広がる経済不安
■第3章…………緊縮がもたらした分断──リベラル・パラドックス
■第4章…………ブレグジットの背後にあるもの──取り残された人々の怒り
■第5章…………ポルトガルの奇跡──「反リベラルのメロディー」を越えて
■第6章…………新型コロナとインフレ──問われるリベラリズム
■エピローグ……未来へと一歩を踏み出す
 
<オーストリア総選挙で「ナチス礼賛」の自由党が第1党、背景にコロナ禍で政府の規制より「個人の自由」を擁護>
2024年10月10日・ポール・ホッケノス(ベルリン在住ジャーナリスト)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2024/10/518700.php
 
<極右「自由党」に政権を委ねられるか:連立政権が迷走する欧州>
オーストリア国民議会選挙(下院、定数183議席)で初めて第1党になった極右政党「自由党」は大喜びだったが、時間の経過と共にその喜びにも影が差してきた。民主主義国では、選挙で第1党となった場合、政権を担当するケースが多い。「極右政党」という看板を背負っている自由党の場合、第1党即「政権」担当というわけにはいかない。オーストリアだけではない。隣国ドイツでも極右「ドイツのための選択肢」(AfD)がテューリンゲン州議会選挙で第1党となったが、政権組閣という声はどこからもかからない。他の政党が極右政党との連立を拒否しているからだ。・・・2024.10.10 ・長谷川 良
https://agora-web.jp/archives/241009181258.html

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