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朝日社説:「イスラエル 国連敵視は見過ごせぬ」

<朝日社説:「イスラエル 国連敵視は見過ごせぬ」>
この社説の要旨は次の通りです
1 イスラエルによる国連機関への攻撃と国連決議の無視:イスラエル軍が国連レバノン暫定駐留軍(UNIFIL)やガザの国連パレスチナ難民救済機関(UNRWA)の施設を攻撃し、国連決議を無視していることを非難。
2 国際社会の批判とイスラエルの孤立:国際社会はイスラエルの行動を強く非難し、国連総会でもヨルダン川西岸などの占領を終えるよう求める決議が可決されている。イスラエルの強硬路線が孤立を招いているとの指摘。
3 イスラエルの対国連姿勢の問題:ネタニヤフ政権が国連機関を「敵視」し、その活動を阻害する法案を進めていることが、国際秩序に反し容認できないと主張。
4 日本の役割と国連中心主義の重要性:日本は国連中心主義を外交の柱としており、国連を否定するイスラエルの行動には強く抗議するべきだと呼びかけ。

私はこの朝日社説については賛同できません。
国連決議はあくまで建前論に過ぎません。例えばロシアはイスラエルを非難する資格など全くありません。米国での国連での発言、これも建前だけです。米国はイスラエルの軍事支援極めて多額の支出等を行っています。
国連レバノン暫定駐留軍(UNIFIL)はレバノンで具体的にはどのような行動を行っているのですか。ヒスボラの盾、ネタニヤフ政権の言い分が正しい,私はそう考えます。ここまで紛争が拡大したのです、UNIFILは一時、レバノンから撤退すべきです、駐留する存在意義はありません。それとも積極的にレバノンの正規軍でもないヒスボラの戦闘行為を中止させる行動をとらねばなりません。
日本は国連中心主義を外交の柱、これまた朝日新聞社の古びた考え方です。現在の国連はロシア、中国の常任理事国の存在で,まともに機能していない現実です。日本はいろんな外交努力を重ねていますが依然として常任理事国入りは果たしていません。
なお、イスラエルも国連を否定はしていません、国連レバノン暫定駐留軍(UNIFIL)のレバノンからの一時撤退を主張しているだけです。それには十分な理由があります。
日本はヒスボラの見方ではありません,ヒスボラは否定すべきです、イスラエルに自制を求める外交努力は必要ですが,同時にレバノンに対してヒスボラをレバノンから追放するよう外交努力も必要です。
中東和平、極めて難しい局面です。朝日新聞社の社説、中東和平に向けた現実的な理解が欠けていると私は批判します。

<朝日社説:「イスラエル 国連敵視は見過ごせぬ」>・10月18日
https://www.asahi.com/articles/DA3S16061345.html?iref=pc_rensai_long_16_article
 
<読売社説:「国連軍への攻撃 世界を敵に回したイスラエル」>・2024/10/18
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20241017-OYT1T50233/
 
<米国のイスラエル軍事支援額が最高 強硬路線支える構図>・10月16日
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN1109E0R11C24A0000000/

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