<朝日社説:「首相の初外遊 抑止と外交 両輪実践を」>
この社説の要旨は次の通りです。
1 石破首相の外交方針:石破首相は、岸田前政権の外交路線を踏襲し、ASEANとの「信頼のパートナー」関係を重視しながら、法の支配に基づく国際秩序の維持を強調した。
2 中国との対話と抑止:中国との会談で、日本周辺での中国軍の活動に対する懸念を伝えつつ、戦略的互恵関係と安定的な関係の構築を確認し、対話の重要性が強調された。
3 韓国との関係強化:韓国の尹大統領との会談で、両国関係のさらなる発展を目指し、シャトル外交の継続を通じて具体的な成果を期待する姿勢を示した。
4 歴史認識と対中韓関係の基盤:石破首相の歴史認識が中韓との関係強化に資するとの評価がある一方、自民党内で異なる歴史観を持つ議員も多く、首相が自らの信念を貫けるかは課題とされた。
この社説は単なる解説記事???
私はそもそも石破首相の基本的な外交スタンスがよくわかりません。
持論であるアジア版NATO構想は,早々に頓挫してしまいました。
なお、朝日新聞社は石破首相の歴史認識が中国との関係強化に資するとの意見ですが、それも私には理解不能です。
石破首相は南シナ海や尖閣問題、対中国、何処まで明快に中国に対処できるのでしょうか。
<朝日社説:「首相の初外遊 抑止と外交 両輪実践を」>・10月13日
https://www.asahi.com/articles/DA3S16057775.html?iref=pc_rensai_long_16_article
<アジア版NATO、東南アジアとの親和性は 首相初外遊に識者の見方>・10月13日・https://www.asahi.com/articles/ASSBD2V5VSBDUTFK011M.html
<産経主張:「石破首相の初外遊 国際秩序の担い手となれ」>・2024/10/12
https://www.sankei.com/article/20241012-YV3266KOENKKBGBAY5YZN6CNSM/
<毎日社説:「石破首相の初外遊 岸田路線の先を描けるか」>・2024/10/14
https://mainichi.jp/articles/20241014/ddm/005/070/012000c