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日経社説:「石破茂首相は政権運営の重み踏まえた発言を」

<日経社説:「石破茂首相は政権運営の重み踏まえた発言を」>
この社説要旨は次の通りです。
1 首相発言の重みと市場への影響:石破首相の金融政策に関する発言は市場に大きな影響を及ぼし、「個人的には」という曖昧な表現は通用しない。政府は慎重に市場と対話すべきである。
2 金融所得課税強化に対する批判:石破首相の金融所得課税強化の提案は「貯蓄から投資へ」の流れに反すると批判され、補足説明が求められている。
3 安全保障政策の現実性と調整不足:石破首相の米英同盟並みの同盟強化や「核共有」などの安全保障提案は理解されるものの、具体的な道筋が不明確で、米国との調整や国民への説明が不足している。
4 支持率低下と早期解散の影響:石破内閣の支持率が発足時としては低く、党利党略と見られる衆院解散の影響が指摘されており、首相には政権運営の重みを踏まえた発言と行動が求められる。
 
日経の社説は、石破首相に対してかなり厳しい批判を展開しています。私も、この社説には概ね賛同します。特に金融政策に関する首相の発言には大いに失望しました。今後の経済運営について不安が募ります。
総選挙後の経済対策が、再びばらまき政策に終始するのではないかと懸念しています。石破首相の政策には新鮮味がなく、結局は自民党の長年の「ばらまき体質」に回帰するのではないかと危惧しています。
 
石破首相はどのような民間人をブレーンとして抱えているのでしょうか。日経新聞には、ぜひその点を詳しく取材し、解説してもらいたいものです。
防衛関連の人材で固めた内閣が、有権者の心をつかむ政策を打ち出せるのか。石破内閣の支持率は、今後も下がり続けるのではないかと不安を抱いています。

<日経社説:「石破茂首相は政権運営の重み踏まえた発言を」>・10月3日
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK035IP0T01C24A0000000/
 
<石破茂首相、心配なのは物価高ですか? デフレですか?>
石破茂新首相は所信表明演説で「デフレ脱却を最優先で実現する」と表明し、同時に「物価高を克服する」ための経済対策を指示した。新政権が目指すのはデフレ対策なのかインフレ対策なのか。相反するような政策方針だが、物価高を抑えてデフレから完全脱却する経路はある。必要なのは「弱いニッポン」からの脱却を旗印にすること・・・10月6日・https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB012MB0R01C24A0000000/

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