<朝日社説:「初の所信表明 「納得と共感」に程遠い」>
この社説の要旨は次の通りです。
1 政治への信頼回復策の欠如:石破首相は裏金問題に対して「倫理観の確立」を語るものの、具体的な再調査や政治資金改革の提案がなく、信頼回復に向けた具体策を欠いている。
2 党内事情の優先:衆院解散前の国会論戦の重要性を強調しながら、早期解散を決断したことにより、国民よりも党内事情を優先しているとの批判がある。
3 旧統一教会問題の無視:岸田前首相が招いた政治不信の原因である旧統一教会と自民党の関係についての言及がなく、信頼回復のために避けられない問題を無視している。
4 具体策の欠如:地方創生や防災庁設置などの政策に首相の独自色はあるものの、具体的な実現策や道筋が示されていない点が指摘されている。
朝日新聞の社説、細かいことでは、例えば統一教会問題など、私の意見と異なりますが、総論、「初の所信表明 「納得と共感」に程遠い」、私もそのように考えます。
なお、近々、総選挙、公約が発表されるのでしょうが、期待はしたいのだが、それはかなわぬ期待と予測しています。
<朝日社説:「初の所信表明 「納得と共感」に程遠い」>・10月5日
https://www.asahi.com/articles/DA3S16051208.html?iref=pc_rensai_long_16_article
<日経社説:「石破首相の構想と決意が伝わってこない」>・10月4日
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK043TZ0U4A001C2000000/
<毎日社説:「石破首相の所信表明 目指す国家像が見えない」>・2024/10/5
https://mainichi.jp/articles/20241005/ddm/005/070/113000c
<産経主張:「所信表明演説 政策の修正は歓迎するが」>・2024/10/5
https://www.sankei.com/article/20241005-G6WKN4JAD5OOZOE4HHDEVQP42Y/
<読売社説:「所信表明演説 現実路線を重視した安保政策」>・2024/10/05
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20241004-OYT1T50228/