<日経社説:「スリランカは経済再建継続を」>
社説の要旨は次の通りです。
1 新大統領の現実的な対応への期待:IMFとの再交渉を公約するディサナヤカ新大統領に対し、経済再建に悪影響を与えないよう現実的な対応を求めている。
2 財政規律の重要性:IMF支援の見直しを主張する新政権に対し、財政規律が緩むと国際支援の前提が揺らぎ、経済再建が遅れる可能性を警告している。
3 地政学的なバランス外交の維持:中印の影響力競争が続く中、新政権がバランス外交を維持する必要性を強調している。
4 日本とインドの協力:スリランカの持続的発展を支援するため、日本はインドと連携し、スリランカへの円借款供与を再開すべきとしている。
異議なし、支持します。
<日経社説:「スリランカは経済再建継続を」>・9月29日
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK278TC0X20C24A9000000/
<スリランカ新大統領は異色な左派の一匹狼>
<マルクス主義者の過去は捨て去ったが、行く手には3つの障害が立ちはだかる>
9月21日のスリランカ大統領選で左派のアヌラ・クマラ・ディサナヤカが勝利したことは、政治の刷新を願う国民に大きな希望をもたらした。・・・9月30日・マイケル・クーゲルマン(米ウッドロー・ウィルソン国際研究センター南アジア研究所長)・https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2024/09/post-105834.php
<〈スリランカで起きた番狂わせ〉経済困窮立て直しで転換図るも、新大統領が心配な理由>
Economist誌9月28日号の社説が、9月23日にスリランカの大統領に就任したディサナヤケのマルクス主義のルーツは重大視する必要はないが、問題は、庶民の経済困難救済に必要とされる国際通貨基金(IMF)との支援合意の見直しなど、公約を実現する彼の能力にある、と指摘している。要旨は次の通り。2024年10月14日・岡崎研究所
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/35377