MENU

朝日社説:「解散急ぐ石破新内閣 国民の信を損なう言行不一致」

<朝日社説:「解散急ぐ石破新内閣 国民の信を損なう言行不一致」>
この社説の要旨は次の通りです。
1 早期解散の正当性への疑問:石破首相が早期の衆議院解散を表明したことについて、国会論戦の重要性を訴えていた過去の発言と矛盾しており、国民の信頼を損なう行為だと批判。
2 党内人事に対する不満:石破氏が自身を支持した議員を優遇した閣僚人事や、裏金問題を抱える派閥への対応が不十分で、党内の「挙党態勢」からは程遠いと指摘。
3 政策の曖昧さへの批判:石破氏の政策提案について、アジア版NATOや日米安保条約の改定など、国民の合意を得にくいものが多く、政策の具体性や今後の国会での議論が必要だと訴えている。
 
朝日新聞の社説はいつもながら冗長です。タイトルに掲げられた早期解散の批判に加え、党内人事や政策批判を織り交ぜた結果、何を本当に強調したいのかが曖昧になっています。
早期解散について、野党の批判をそのまま引用しているに過ぎません。しかし、選挙に勝利し、安定政権を目指すためには、これこそが石破氏の英断だと私は思います。彼は体面にとらわれず、正しい判断を下したのであり、その点は評価に値します。
 
党内人事についても、朝日新聞はどのような人事を期待していたのでしょうか? 高市氏を幹事長にしなかったことが問題だというのでしょうか。高市氏は朝日新聞の天敵のはずですが。私はある程度の総裁選支持者の優遇はやむを得ないと思いますが、依然として高齢議員が多く、若手や女性議員の登用がもっと必要だったと感じます。新鮮味が欠けているのは残念です。
 
政策についても、確かに石破氏が一議員時代に掲げていた理想論がメディアで取り上げられていますが、今はそれを問題視する時ではありません。朝日新聞は、自民党が総選挙でどのような公約を掲げるのかを見定め、是々非々で批判すべきです。理想と現実、石破新首相もその違いを理解しているはずで、私は彼の現実的な判断がその都度適切におこなわれることをとりあえず期待しています。

<朝日社説:「解散急ぐ石破新内閣 国民の信を損なう言行不一致」>・10月2日
https://www.asahi.com/articles/DA3S16048567.html?iref=pc_rensai_long_16_article
<【詳報】石破首相、日米地位協定の改定に意欲「論証しながら議論を」>・10月1日・ https://www.asahi.com/articles/ASS9Z1Q90S9ZUTFK007M.html
 
<毎日社説:「石破氏が早期解散表明 論戦を避ける党利党略だ」>・2024/10/1
https://mainichi.jp/articles/20241001/ddm/005/070/101000c
<毎日社説:「石破新内閣が発足 改革の具体像が問われる」>・2024/10/2
https://mainichi.jp/articles/20241002/ddm/005/070/114000c

  • URLをコピーしました!
目次