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医師免許の独占をやめて「医師資格認定」を

<医師免許の独占をやめて「医師資格認定」を>
「医師資格認定」、いまいち受験資格などをどのようにするべきか、不明だが、基本的発想は支持したい。
私は看護師がおこなえる医療行為の大幅な拡大を提案します。もちろんすべての看護師ではなく、特定の資格を与えた看護師だけ。
医療診断AIが大進歩、カルテや基礎データがしっかりすれば適切な診断も可能な時代だ。
老人の慢性病、薬の処方など看護師で十分だ。当然、保険診療費(医療費)も大幅にカットを。
そして大病院がネット診療、看護師医師が作成した医療カルテを、医師が集中管理すれば良い。もちろん、薬処方箋は患者の指定する処方箋薬局に電子送信。
医療のあり方大改革を。個人開業医など大幅に廃業に追い込むような大改革を。

<医師免許の独占をやめて「医師資格認定」を>
いつもの薬は薬剤師が処方すればいい
最初の投稿に書いたように、医師の所得が高い原因は「希少性」や能力ではなく、医師免許による独占レントである。免許をなくして参入制限をなくせば、料金は競争的な水準まで下がり、医師の所得も下がるだろう。
町医者の診療のほとんどは、決まった薬を毎月出す「do処方」であり、これは薬剤師や看護師でもできる。その認定は免許である必要はなく、資格認定で十分だ。むずかしい医療は病院でみてもらう紹介状を書けばいい。
こういう制度改革はどうだろうか:医師の国家試験に「1種」と「2種」を設け、1種は現在の医師免許で保険適用だが、2種はもっと簡単な資格試験で自由診療とする。たとえば風邪薬をもらうには初診料と処方料で合計3590円だが、3割負担だと1077円。これに対して2種の医師が1000円以下の料金を出せば競争できる。2024.09.26・池田 信夫
https://agora-web.jp/archives/240925160737.html

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