<日経社説:「ロシアの領空侵犯は重大な挑発だ」>
この社説の要旨は次の通りです。(ChatGPT )
1 ロシア軍機が北海道の礼文島付近で領空を侵犯したことは、重大な挑発行為であり、自衛隊のフレア使用や政府の抗議は適切な対応だった。
2 ロシアと中国による軍事協力の拡大が東アジアの安全保障を脅かしており、日本は警戒を強める必要がある。
3 ロシアの領空侵犯や中ロ合同軍事演習は、米国や日本、韓国などの防衛協力をけん制する意図がある。
4 強権的な国家に対して隙を見せることなく、日米韓やNATOはさらなる結束と冷静な対応が求められる。
社説の主張に大きな異論はありません。ただ、要旨「4」に関してはやや抽象的で、具体的な対策が示されていない点が不十分に感じられます。「冷静な対応」とは、ただ単に事態を過剰に騒ぎ立てるなという意味でしょうか。それでは不十分です。
私の考えでは、南シナ海やフィリピン支援のため、争点となっている海域に米国やNATO、オーストラリア、さらには自衛隊の軍艦を常駐させるなど、より具体的な防衛策を検討するべきではないでしょうか。こうした強硬な姿勢が、強権的な国家に対する抑止力として機能すると考えます。
<日経社説:「ロシアの領空侵犯は重大な挑発だ」>・9月24日
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK243WM0U4A920C2000000/
<産経主張:「露軍機が領空侵犯 侵略国の挑発を非難する」>・2024/9/25
https://www.sankei.com/article/20240925-GA7MKIXYEJNLJPBCE4XBRWOK5M/
<中露軍機の領空侵犯「危機のはしご上った」 河野克俊元統合幕僚長>・2024/9/24・ https://www.sankei.com/article/20240924-FEUIEDTCGJM2TPEFGEASTFC3PU/
<毎日社説:「ロシア軍機の領空侵犯 緊張高める行為許されぬ」>・2024/9/26
https://mainichi.jp/articles/20240926/ddm/005/070/121000c