<ロシア・ウクライナ戦争の調停者を務めることができるのは誰か>(篠田 英朗)
篠田教授の意見、現在のところ、ロシア・ウクライナ戦争の調停者を務めることができる国際機関や、国は存在しない、そのことは私も理解できます。
また、「ロシア・ウクライナ戦争はいつ終わるか不明だ」、これも同じく理解できます。
しかし、この戦争はいつ終わるのか、篠田教授は明確に述べていません。
そして「ウクライナがロシアの占領地を全て奪還する「勝利」を収めたとしても、ロシア軍の侵攻が止まらなければ、なお戦争は続いていく。」、と述べています。やはりウクライナが全面的に敗戦を認めなければこの戦争は終わらないのですか???
プーチンが失脚すれば戦争が終わるはずです、そのためにはロシア本土に対する効果的な攻撃が成功し、ロシア国民がプーチンを見限れば可能性があります。または、何らかの形でプーチンの斬首(暗殺)が成功したときにもその可能性はあります。
繰り返します、篠田教授、ウクライナの敗戦を予測しているのですか、しかし、プーチンはそれで終わることはありません、次なる国をターゲットにするでしょう。
やはり私はNATO(そして米国)は決断が必要、ウクライナ防衛に直接参戦をすることが、そしてロシア本土の攻撃も視野に入れるべきと考えます。
<ロシア・ウクライナ戦争の調停者を務めることができるのは誰か>
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ロシア・ウクライナ戦争はいつ終わるか不明だ。当事者は、停戦の機運そのものに反対しているような素振りがある。
しかし停戦ではなく勝利を、といったかけ声は、実は修辞的なものでしかない。たとえばウクライナがロシアの占領地を全て奪還する「勝利」を収めたとしても、ロシア軍の侵攻が止まらなければ、なお戦争は続いていく。
ロシアかウクライナのどちらかの国の国家としての存在の消滅を視野に入れるのでなければ、必ず停戦の際の調停は必要である。そのためのイメージづくりは、怠ることができない。・2024.09.23・篠田 英朗・https://agora-web.jp/archives/240922100927.html
<ロシア軍、150万人規模へ 大統領令で18万人増強>
[モスクワ 16日 ロイター] – ロシアのプーチン大統領は16日、ロシア軍の通常兵力を18万人増やして150万人にするよう命じた。2022年2月にウクライナ侵攻を開始して以来、3度目の兵力増強となる。
ロシア大統領府(クレムリン)のウェブサイトで公開された法令によると、プーチン大統領は、軍全体の規模を238万人に増強するよう命令。そのうち150万人を現役軍人にすべきとした。
22年9月と10月に30万人以上の兵士を動員した際には、徴兵年齢の男性数万人が国外に逃れた。しかしクレムリンは、今のところ新たな動員は計画されておらず、引き続き厚遇で志願者を募るとしている。 9月17日
https://jp.reuters.com/world/ukraine/OMELVESBGNLO3I5I644YCS6AUQ-2024-09-16/