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朝日社説:「総裁選と別姓 問題解決型の議論を」

<朝日社説:「総裁選と別姓 問題解決型の議論を」>
この社説の要旨は次の通りです。
1 自民党保守派は選択的夫婦別姓制度の導入に対して慎重な姿勢をとり続けており、旧姓の通称使用拡大で対応する立場を強調しているが、通称使用拡大では問題の解決にはならない。
2 なお、旧姓の通称使用が拡大されてはいるが、税や社会保障、金融機関の口座、登記などでは戸籍名が必要であり、当事者は二つの姓の使い分けに当惑している。
3 夫婦同姓を義務づけていた国はほかにもあったが、個人の権利を重んじる観点から改正が進み、先進国ではいまや日本だけだ。個人が抱える悩みを直視し、解決する政治へ。そんな転換が、この総裁選に求められている。

私は選択的夫婦別姓制度の導入に対しては消極的な立場だが、一方、総裁選ではその導入に積極的な小泉氏を支持したいので、極めて困惑しています。
朝日新聞社は通称使用の問題をいろいろ指摘しているが、それらを解消する方策は必ずあるはずと私は考えます。
しかし、今ではそのような問題ではなく、やはりなんとしても選択的夫婦別姓制度の導入を人権派としては実現したいのであろう、それはもはや宗教でもある。
選択的夫婦別姓制度の導入、子供の姓は結婚時に届け出る。しかし,それはどのようにして決めるのか,やはりトラブル発生???
選択的夫婦別姓制度の導入、それは単純に民法だけの改正で済むわけではなかろう。他の法律改正、あるいはシステム改正、どの程度の費用が必要なのか,誰も説明してくれません。なお、選択的夫婦別姓制度の導入で結婚する人が増えるとも私は考えません。
私は選択的夫婦別姓制度の導入はやはり日本の家族制度の崩壊の始まりと考えます。小泉氏の心変わりを期待します。

<朝日社説:「総裁選と別姓 問題解決型の議論を」>・9月20日
https://www.asahi.com/articles/DA3S16038733.html?iref=pc_rensai_long_16_article
 
<日経社説:「夫婦別姓の選択肢に今度こそ道を開け」>・9月22日
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK203YF0Q4A920C2000000/
 
<実は現状で旧姓使用はこんなに広がっている…自民党総裁選で話題沸騰の選択的夫婦別姓制度が「必要ない」といえるこれだけの理由>2024.09.21・朝香 豊・経済評論家・https://gendai.media/articles/-/137793

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